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「ダメです! バレます!」 ホテルスタッフが警告 同じ考えの人が「100人いたら」困るNG行為とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

アメニティと勘違いして、ホテルの備品を持ち帰るのはNG(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
アメニティと勘違いして、ホテルの備品を持ち帰るのはNG(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 ホテルに宿泊する際は、快適な滞在のために整えられた設備やサービスを利用する一方で、基本的なマナーやルールを守ることが大切。しかし、開放的な気分や「バレないだろう」という軽い気持ちから、備品を無断で持ち帰ってしまう宿泊客も少なくないようです。大阪府大阪市にあるホテルBスイーツは、公式TikTokアカウント(b_suites.official)で、そうした行為に対して強い注意喚起を行っています。

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「100人いたらどうでしょうか?」 スタッフが厳しく問いかけ

 快適なホテルステイを演出する、備品の数々。その使い心地の良さから、つい持ち帰りたくなってしまう宿泊客もいるようです。同ホテルは「ホテルの備品持ち帰ってもバレない?」と題した動画で、注意を呼びかけています。

 動画では、タオルの使い心地を気に入った様子の宿泊者が「持って帰ろうかな~。いいやんな別に」とタオルに手を伸ばします。それに対し、ホテルスタッフは即座に反応。「ダメです! バレます!」と強く制止します。

「バレなければ持って帰ってもいいのでしょうか? もしあなたみたいな考えの人が100人いたらどうでしょうか?」と問いかけ、「ホテルの所有物なのでみなさまお気をつけください」と訴えました。

 動画のコメント欄には、「これやったら窃盗罪って聞いた」「快適に過ごすためにもマナーは守らなければダメですよ」といった声が寄せられています。

タオルの枚数管理と法的リスク

 ホテルでは一般的に、タオルをはじめとする備品について厳格な個数管理を行っています。そのため、宿泊客が「バレないだろう」と考えていても、すぐに発覚してしまうのが現実です。

 また、こうした備品の無断持ち帰りは、単なるマナー違反にとどまらず、場合によっては窃盗罪に該当する可能性も。ホテルの備品は明確にホテルの所有物であり、これらを無断で持ち去る行為は法に触れるリスクもあります。

 トラブルにならないよう、一人ひとりがマナーを守ることが大切です。次の宿泊客が同じように快適に過ごせるよう、ホテルでの備品の取り扱いには十分に注意しましょう。

(Hint-Pot編集部)