日本人が日常になにげなく利用している、設備やサービス。当たり前に思っているものこそ、実は世界に誇れる素晴らしさが隠れているのかもしれません。外国人に日本食を体験してもらいながら、日本での思い出をインタビューするYouTubeチャンネル「日本食冒険記Tokyo Food Adventures」。コソボ共和国出身の新婚カップル、アルベさんとアンゾさんが選んだ「日本のMVP」は、私たちの予想を超える意外なものでした。いったい何が、それほど彼らの心を掴んだのでしょうか。

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「正直な話、予想はできていたよ」　それでも感動

　新婚旅行で日本を訪れている、コソボ出身のアンゾさんとアルベさん。チャンネル運営者のDaisukeさんは、ふたりを老舗のウナギ店へと案内しました。

　食事の最中、ふたりに「日本に来て驚いたこと、カルチャーショックとかある？」と尋ねたDaisukeさん。すると、アルベさんは「正直な話、来日前に日本についての知識はあって、なんとなく予想はできていたよ。コソボでは日本文化は有名だから」と語ります。

　事前に下調べをしっかりしてきたアルベさんですが、それでも実際に訪れて感動したことがありました。それは日本のトイレです。

「どこもすごくきれいで清潔だよね」と衛生面も絶賛

「今のところ、日本のMVPはトイレかな。あれは最高だよ！」と笑うアルベさんに、ふたりも思わず大笑い。Daisukeさんは「お土産に買って帰れば？」と冗談交じりに提案します。

　そして、Daisukeさんが、コソボには日本のような多機能トイレはないのか質問したところ「ヨーロッパのほかの国でも、日本式のトイレはないよ」とのこと。「それに、日本はどこもすごくきれいで清潔だよね」と、衛生面でも大きな違いがあるようです。

　温水洗浄機能や暖房便座、自動開閉、擬音装置など、快適性を追求したさまざまな機能が搭載された日本のトイレ。無料の公共トイレであってもこうした高機能を使えることに、日本の文化をよく知ったアルベさんであっても、驚きを隠せない様子でした。

　動画のコメント欄には「彼氏さんが日本をリスペクトしている感がしっかり表れていました」「素敵なおふたりで最高!」「ふたりともかわいいね！」など、温かいコメントが多数寄せられています。

（Hint-Pot編集部）