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「パリのは汚いんです」「よく見ずに入ってしまってびっくり」 フランス人やドイツ人が日本でカルチャーショックを受けた場所とは
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日本を訪れる外国人観光客は、年々増加しています。日本食が世界的なブームになっていますが、彼らが日本で感動するのはグルメだけではありません。日本人の多くにとって、生活に欠かせない公共交通機関。とくに電車内や駅で驚きの体験をしたという、外国人3組のエピソードを紹介します。いったい、彼らの目にはどのように映ったのでしょうか。
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公共交通機関に驚いたフランス人
○「パリのは汚いんです、とても」 フランス人が母国との違いを実感 日本の素晴らしさを絶賛した理由とは
日本のアートを楽しむために、フランス・パリからやってきたアドリアンさんとベアトリスさん。日本へ来るのは今回が初めてです。東京や鎌倉、日光、河口湖、京都、大阪などをめぐり、とくに「アートの島」として知られる豊島(てしま)を楽しみにしているといいます。
3週間の滞在中は毎食、日本食を楽しみ、鉄道や地下鉄も駆使して旅を満喫。「日光へ行くのには、東武日光線を使いました。日本の公共交通機関は、とても簡単でわかりやすいです」とベアトリスさんは語ります。
とくに感動したのは、その清潔さ。駅構内が複雑な東京でも迷うことはなく、「シンプルで、しかもとてもきれい」と感心。アドリアンさんも「パリのは汚いんです、とても」と、母国との違いに驚いていました。
マナーにも気を配り、「日本式にならっています」と、ゴミの扱いにも注意しているというふたり。訪れる先々で、日本の美しさと丁寧な暮らしぶりを肌で感じているようです。