カルチャー
「伸びてベタッとくっつく感じが気持ち悪い」 カナダ人が明かす、唯一苦手な日本の食べ物とは
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閉幕まで残り2週間を切った、2025年大阪・関西万博。連日多くの人でにぎわうなか、世界各国から訪れた外国人スタッフが、各パビリオンで活躍しています。カナダパビリオンでスタッフのコーディネーターとして働くアンさんは、日本での食体験を楽しんでいますが、なかには苦手な食べ物もあったといいます。唯一受け入れられなかった食べ物とは、なんだったのでしょうか。
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約40年にわたって日本との縁を持つアンさん
カナダ・バンクーバー出身のアンさんは現在、カナダパビリオンでスタッフのコーディネーターとして活躍しています。1982年、高校生のときに交換留学で初めて日本を訪れ、千葉県成田市で1年間過ごしました。その後、1985年のつくば万博でも、カナダパビリオンで働いた経験があります。今回の滞在で、日本を訪れるのは4回目になるそうです。
日本との約40年にわたる深い縁を持つアンさんは、日本食に対して深い愛情を抱いています。
「カレーライスが大好きで、カナダの自宅でも子どもたちから『カレーを作って!』とリクエストされるほど。日本で麻婆豆腐や春巻きを初めて食べて気に入り、今では自分で作っているわ」
独特の粘り気がある餅の食感が苦手
自宅でも日本食を作るほど、日本の味に魅了されているアンさん。しかし、唯一苦手な日本食があるといいます。それは、日本の伝統的な食材である餅です。
「私には食感が気持ち悪くて……。餅の伸びてベタッとくっつく感じが苦手なの」
日本では親しまれている餅ですが、外国人にとってはかなりユニークに映るようです。やわらかくて伸びる食感に、最初は驚いたという声も。その一方で、甘いあんこからしょうゆ、海苔まで幅広い味わい方があることを知り、むしろ魅力を感じる外国人も多くいます。
長年、日本と関わりを持ち、多くの日本食を愛するアンさんですが、独特の粘り気がある食感や、口の中で伸びる特徴に違和感を覚えたようです。それでも、日本食への愛情が変わることはありません。
食の好みは人それぞれ。残りの滞在でも、好きな日本食を思い切り楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
