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どうぶつ

「えっ? こんなことあるんですね」 元保護ねこの驚きのビフォアフ写真が「まるで別ねこ…」と話題に

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

保護されたばかりのぽんちゃん【写真提供:マミ太郎(@pfirsich_jam)さん】
保護されたばかりのぽんちゃん【写真提供:マミ太郎(@pfirsich_jam)さん】

 愛猫の成長を感じると、とてもうれしい気持ちになりますよね。飼い主さんの思いが詰まったビフォーアフター写真は、SNSでたびたび話題になります。X(ツイッター)では、保護した子ねこの驚くべき変化をとらえた写真が、12万件もの“いいね”を集めました。まるで別のねこのような姿に、多くの人が驚きの声を上げています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

保護時にはなかった柄が…

「←保護時 現在→
良い焼きちくわになった」

 そんなコメントとともに投稿された写真には、同じねこが驚くべき変化を遂げた様子が写っています。1枚目は保護されてすぐのようで、背中からシッポにかけての白っぽい毛並みが印象的です。2枚目は、それから6~7年経った現在の姿で、体がふっくらと成長。白一色だった背中には、濃い茶色の模様がはっきりと浮かび上がっています。

 この写真がXに投稿されると、12万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「えっ! えっ? こんなことあるんですね。知りませんでした」「愛情が焼きついたんやな」「まるで別ねこ……」など、驚く声が数多く寄せられています。

生後7~8か月で“こんがり”完成形に

ちくわのように“焼き上がった”現在のぽんちゃん【写真提供:マミ太郎(@pfirsich_jam)さん】
ちくわのように“焼き上がった”現在のぽんちゃん【写真提供:マミ太郎(@pfirsich_jam)さん】

 元保護ねこの「ぽんちゃん」は、8歳の男の子。生後2か月半という幼い頃に保護され、飼い主さんのもとで育てられてきました。シャム系の血を引くぽんちゃんは、成長とともに驚くほど劇的な変化を遂げることになります。

「生後4か月頃から体にシミのようなものが出てきて、徐々に濃くなり、生後7~8か月の頃にはだいたい今の完成形になりました」

 シャム系のねこは、温度の変化によって毛色が変わる特性があり、寒い環境では色素が濃く現れやすいとされています。しかし、初めてシャムミックスを迎えた飼い主さんにとって、この変化は予想外の出来事でした。

6~7歳頃のぽんちゃんの背中には、ちくわのような柄が…【写真提供:マミ太郎(@pfirsich_jam)さん】
6~7歳頃のぽんちゃんの背中には、ちくわのような柄が…【写真提供:マミ太郎(@pfirsich_jam)さん】

「シャムミックスのお迎えが初めてだったので、最初は柄が変わることを知らず、シミが出始めたときは『なんか汚れてる……?』と思っていました。柄が変わるのは2度楽しいですね!」

 投稿に寄せられたリプライは100件を超え、ぽんちゃんと同じような体験をした飼い主さんからも、多くの反応が見られました。飼い主さんは「ぽんちゃんと同じように、劇的変化したシャム系ねこちゃんの写真をたくさんリプライでいただいたので、とても楽しかった」と話します。「みんな変化前も変化後もとてもかわいい」という飼い主さんの言葉からは、ねこたちへの深い愛情が感じられました。

 保護時の白っぽい毛色から、まるで焼きちくわのような美しい茶色の模様へと変化したぽんちゃん。これからの成長も楽しみですね。

○取材協力:マミ太郎(@pfirsich_jam)さん

(Hint-Pot編集部)