四季折々の暮らしを快適にする、日本ならではの製品。そこにはさまざまな工夫が施されており、外国人からも高い評価を得ています。フランスで生活する、日本人YouTuberの「さわ」さんこと河野佐和子さん。日本在住経験があるフランス人の夫・エルワンさんと、理想の家について語り合いました。そこでエルワンさんが熱望した、日本の冬の定番アイテムとはなんだったのでしょうか。

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東京で暮らしたことのあるエルワンさんが導入したいもの

「チーズ大好きフランス人夫に、チーズフランスパンを作った結果」という動画の中で、最近、引っ越しを考えていると語ったさわさん。フランスパンを食べながら、理想の家について夫婦で話し始めると、エルワンさんから意外な発言が飛び出しました。

「たたみの部屋いいよね」

　実は、東京で暮らしていた経験があるエルワンさん。その際、たたみが気に入ったようで「フランスでたたみは買えるのかな」と、導入を熱望します。

たたみの部屋にこたつが欲しいエルワンさん

　さらに、たたみの部屋にこたつを置きたいという思いもあるようです。数年前にフランスで探したとのことですが、エルワンさんは「日本で使っていたようなこたつは見つけられなかった気がする。それか、すごく高かったのかも」と振り返ります。

「こたつって作れるのかな？」とエルワンさんが尋ねると、さわさんは「できる！」と即答。DIYでこたつを再現しようという前向きなアイデアに、「そんなに複雑じゃないなら、やってみてもおもしろいかもね」と、エルワンさんも乗り気な様子です。

　北海道出身のさわさんですが、実家ではこたつを使ったことがないそう。寒冷地は暖房設備がしっかりしているため、必須ではなかったようです。上京し、エルワンさんの家で初めてこたつに入った際、その良さを知ったといいます。

　さわさんよりも先に、こたつの魅力を知ったエルワンさん。「本当に最高だよ」と大絶賛していました。

　実は、訪日外国人から密かな人気を集めているという日本のこたつ。しかし、欧米では家の中で靴を脱いだり、地べたに座ったりする習慣があまり一般的ではないため、普及していないようです。いつか、エルワンさんが理想とする「たたみとこたつのある部屋」が、フランスのおうちで実現するといいですね。

（Hint-Pot編集部）