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「調理方法は似ているんだけど、けっこう違うね」 フランス人の「肉料理」 赤ワインで煮込む→「日本に染まったあと」に作っている料理とは
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食文化の違いは、見た目や味だけでなく、料理の工程にも表れるものです。同じような材料を使っていても、国が変われば調理法や調味料も異なり、まったく別の一品に仕上がることも。日本で暮らすフランス人YouTuberのオレリアン・プダさんは、「日本に染まる」前とあとで「肉の食べ方」が変わったようです。いったい、どのように変化したのでしょうか。
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赤ワインをたっぷり使った、フランスの郷土料理
日本に来て9年というオレリアンさん。自身のインスタグラムアカウント(bebechan_france)に投稿している、日本に染まる前とあとの自身の姿を再現した動画が人気です。どんどん“日本人化”が進むオレリアンさんに、注目が集まっています。
今回は「【日本に染まったフランス人】肉の食べ方」と題した動画で、似たような材料を使っているのに「仕上がりはまったく別物」という、フランスと日本の料理を披露しました。
「日本に染まる前」は、赤ワインで牛肉をやわらかく煮込んだフランス・ブルゴーニュ地方の郷土料理「ビーフブルギニョン」を、手際良く調理する様子を再現。マッシュポテトの上に盛りつけ、じっくり味わうと、オレリアンさんは「旨味が凝縮して最高!」と幸せそうな表情を浮かべます。
日本の家庭料理にしみじみ
一方「日本に染まったあと」は、日本を代表する家庭料理のひとつ、肉じゃがを作ります。できあがった料理を箸で口に運ぶと、「味が染みている、すごい!」と大満足。
「ビーフブルギニョンと調理方法は似ているんだけど、けっこう違うね。フランスのごはんとは違うのにちょっと懐かしく感じるね」と、新しい味わいのなかに、どこか親しみを感じている様子でした。
投稿のコメント欄には、「どちらもおいしそう」「どちらも尊重していて『それもいいね!』という空気がとても好きです」「どちらの国もおいしそうで、どちらも素敵だと感じる」などの声が寄せられています。
(Hint-Pot編集部)
