話題
「ずっと買いたかったの!」→「お気に入りよ」 コソボ人が夢中…日本の伝統文化が描かれたお土産とは
公開日: / 更新日:

日本には、訪日外国人を魅了するお土産がたくさんあります。「インバウンド消費動向調査」によると、2024年のインバウンド消費額は総額約8兆円で、なんとそのうち約3割の約2兆円が買い物代です。外国人に日本食を体験してもらいながら、日本での思い出をインタビューするYouTubeチャンネル「日本食冒険記Tokyo Food Adventures」。新婚旅行で日本を訪れたコソボ共和国出身のカップルは、日本で購入したお土産に大満足している様子です。いったい、どんなお土産を買ったのでしょうか。
◇ ◇ ◇
「ずっと買いたかったの!」
新婚旅行のため日本を訪れた、コソボ出身のアンゾさんとアルベさん。チャンネル運営者のDaisukeさんに連れられて、創業150年以上の歴史を誇る老舗ウナギ店を訪れることになりました。
食事中、Daisukeさんが「お土産いっぱい買ったみたいだね!」と声をかけると、ふたりはうれしそうに、買ってきたお土産を次々と披露します。
アンゾさんが笑顔で見せてくれたのは、「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」がプリントされたトートバッグです。アルベさんも「僕は富士山のTシャツ! いいでしょ?」と背を向け、着ているTシャツのバックプリントを自慢げに見せてくれました。その背中には、歌川広重の「名所江戸百景 するがてふ」がデザインされています。
続いて、アンゾさんがバッグから取り出したのは『となりのトトロ』の小さなフィギュア。「妹にお土産で買ったの」と笑います。さらに、箸や扇子といった、日本文化を象徴するアイテムも見せてくれました。
扇子にはバッグと同じ浮世絵があしらわれており、アンゾさんは「ずっと買いたかったの!」と目を輝かせます。「お気に入りよ」と笑うと、そのまま扇子で自分をあおぎ、うっとりした表情を見せました。
見た目の美しさと実用の高さ、そして選択肢の多さを兼ね備えた日本のお土産。そうした要素が重なるからこそ、訪日外国人は思わず手を伸ばすのかもしれません。
動画のコメント欄には「新婚旅行で、日本を選んでくれてうれしい限りです」「楽しんでる姿に癒やされます」「北斎のバッグがいいね」など、温かいメッセージが多数寄せられています。
(Hint-Pot編集部)
