元野良ねこの「コン」くん、ぷにぷにの肉球に変化

　この愛らしい肉球の持ち主は、推定5歳の男の子「コン」くん。短いかぎシッポの毛がふくらみ、こん棒のように見えたことからこの名前が付けられました。いわゆる“シャー”をしたことがないという、穏やかでマイペースな優しい性格の持ち主です。

　もともとは野良ねこだったコンくん。知り合いから引き取らないかと声をかけられ「とりあえずお顔を見に行くだけなら……」と会いに行くと、あまりのかわいさにそのまま一緒に帰宅していたそうです。

　飼い主さんがこのコアラの模様に気づいたのは、投稿したその日のこと。あまりの衝撃に写真を撮り、投稿したといいます。発見した瞬間に「えっ！　かわいい……。かわいいのがいる！」とその場にいた家族を招集し、スマホ撮影大会が始まったそう。「ただでさえかわいいのに、さらにコアラもいるの！？」と衝撃を受けたことを笑います。

　そんなコアラが“住む”コンくんの肉球はとてもぷにぷにで気持ち良いのだそう。このぷにぷには「野良ねこから家ねこになり、心行くまで家の中でぬくぬくとした結果」だと飼い主さんはいいます。

　野良ねこ時代の厳しい生活から一転、温かい家庭で愛情をたっぷり受けて過ごした結果、こんなにも柔らかな肉球になったのかもしれませんね。

　コンくんの愛らしい肉球に隠れたコアラの発見は、きっと多くの人に笑顔をもたらしたことでしょう。飼い主さんは現在、コミックリュエル様のWEBコミック媒体で、ねこが登場する漫画を連載中。「特別じゃない日 猫とご近所さん」ではどんなねこに会えるのか楽しみですね。

○取材協力：稲空穂（@ina_nanana）さん

（Hint-Pot編集部）