フランスでは、日本食ブームが続いています。近年では本格志向にシフトし、本場に近い味が求められるようになってきているほど。YouTubeチャンネル「Macaron Chan 南フランス田舎娘」を運営する、日本人のMamiさんは、フランス人の夫「お父ちゃん」と、8歳の娘・マカロンちゃんとともに、南フランス・ピレネー山脈で暮らしています。ある日、超肉好きだというフランスの家族に、日本ならではの料理を振る舞うことに。美食の国・フランスの家族を唸らせた料理とはなんだったのでしょうか。

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スライス肉に驚くフランスの家族

　Mamiさん一家には、日本へ一時帰国した際に楽しみにしていることがあるそう。それは、日本式のバーベキュー、焼肉です。

　Mamiさんによると、フランスのバーベキューは、塊肉と「メルゲーズ」というスパイシーなソーセージ、そしてフライドポテトが必須なのだそうです。そんななか、超肉好きだというフランスの家族に焼肉を振る舞うことにしたMamiさん。

　フランスで薄切り肉はあまり売られていないため、大量にほしい場合は精肉店で特注するしかないそう。スライス肉を見慣れないフランスの家族は、用意された肉を見ただけでざわつきます。

　さらに、Mamiさんは自家製焼肉ソースやごはんを配って、しっかり日本の焼肉を再現。フライドポテトではなく、ごはんが出てきたことに驚く人もいました。

「完璧」　ごはんのおかわりが止まらない

　Mamiさんは焼肉をごはんにバウンドさせる、おいしい食べ方を家族へしっかりと伝授。すると、「肉とごはんのマリアージュ」は、美食の国・フランスでも通じたようです。思わず笑みがこぼれる女性にMariさんが「おいしいでしょ？」と聞くと、「完璧」との答えが返ってきました。

　マカロンちゃんもごはんを口にかきこみ、おかわりをおねだりするほど。ほかの家族も次々と「ごはんが欲しい……」とごはんのおかわりを求めてきます。結局、ほぼ全員がごはんをおかわりしました。

　フランス家族の間で、日本の焼肉は大好評でした。そんな動画のコメント欄には「白飯と肉コンビのおいしさを受け入れられるのがうれしい！　さすが美食フランス人！」「フランスと日本の良いところを発見できて楽しいです」「焼き肉にはやっぱり白米が付き物最高のコンビ」などの声が寄せられています。

（Hint-Pot編集部）