世界での注目度が高まり続けている日本文化。近年は、アニメやゲームをきっかけに興味を持つ外国人が多い一方で、意外な場所との出合いが日本への憧れを育むこともあるようです。日本を愛する、アメリカ人YouTuberのジェイソンさん。その妻・リネルさんは、幼少期からあるスポットに親しんできたことが、彼女の日本に対する興味の原点だと明かしました。いったい、どんな場所だったのでしょうか。

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「実はここ、とても広いんです」

　日本の魅力を世界に発信しているジェイソンさん。8度目の訪日を控え、家族とともに、リネルさんの両親が住むカリフォルニアに滞在することになりました。この訪問では、リネルさんが第2子を妊娠中という、うれしいサプライズも。両親への報告を終えた一家は、海岸を訪れるなど、カリフォルニアでの時間を満喫します。

　そんななか、家族とともに立ち寄ったのが「アール・バーンズ・ミラー日本庭園」でした。カリフォルニア州立大学ロングビーチ校のキャンパス内にあるこの日本庭園は、コイが優雅に泳ぐ池や石灯籠など、伝統的な日本の美を感じることができるスポットです。

「ここカリフォルニアには、日本庭園があるんです」とジェイソンさん。「本当にきれいな場所です。実はここ、とても広いんです」と、その魅力を説明します。

　一方、この施設が実家の近くにあることから、リネルさんは「小さい頃はよくここに来ていました」と、懐かしそうに語ります。そして、「この庭園の影響で、日本に行きたいと思うようになったの」と告白。四季折々の植物や、日本の侘び寂びを感じられるこの場所で、日本への興味が芽生えたことを明かしました。

　息子のエライジャくんも、池を泳ぐ大きくて美しいコイに、興味津々の様子。また、大人たちも展示された着物に感動し、枯山水に設置された大谷翔平選手のフィギュアを見つけた際は「おもしろすぎるね」「すごいね」と目を輝かせるなど、心から楽しみました。リネルさん家族にとっては何度も訪れている庭園ですが、その魅力を再発見することができたようです。

　動画のコメント欄には「また日本文化を楽しんで広めてくださいね」「観ているだけで微笑ましい」といった、温かいメッセージが寄せられています。

（Hint-Pot編集部）