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「好きだけど、なんて言うの?」 アメリカ人が魅了された日本の伝統文化 「風格を感じるわ」と感激したものとは
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モダンさと伝統的な建造物などが融合する、日本の街並み。そこに古来の文化が溶け込む風景は、日本を訪れる外国人にも深い感銘を与えます。日本の魅力を世界に発信する、アメリカ人YouTuberのジェイソンさん。自身のYouTubeチャンネルで、妻のリネルさんとともに日本での体験を共有しています。そのなかでリネルさんは、店などの入り口に掲げられたあるものに惹かれました。いったい、どんなものだったのでしょうか。
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「なんて呼ぶのか知らないけど…」
日本各地を夫婦で旅してきた、アメリカ人YouTuberのジェイソンさんとリネルさん。「日本のココが大好き!外国人が選ぶ50の魅力【第2弾】」と題した動画の中で、リネルさんは日本で見かけたあるアイテムに注目しました。それは、店や入浴施設などの入り口に掲げられているのれんです。
のれんを見かけたリネルさんは、「なんて呼ぶのか知らないけど、布でできた伝統的な飾りつけ。店やレストランの入り口の垂れ幕みたいなもの」と説明します。そして「好きだけど、なんて言うの?」と不思議そうに話し、その存在感に惹きつけられたようです。
飲食店をはじめ、旅館などの商業施設の入り口などで見かけるのれん。諸説ありますが、日本では平安時代頃から使われていたといわれています。当時は日除けや風除け、目隠しとして活用され、何も描かれていない無地のものだったそう。それから時代が流れるなかで、家紋や屋号などが描かれるようになり、看板や目印として使われ始めました。
「風格を感じるわ。頭をかがめて中に入るのがいいわね」と感激するリネルさん。そして「入るとき、お辞儀をする形になるように作られているのかな?」と推測し、日本ならではの礼儀や所作を思い浮かべていました。
動画のコメント欄には「日本人でも気がつかないところを見つけてすごいです」「この動画を観ていると日本への敬意がひしひしと伝わってきます」「私たちの当たり前が優れていることを再認識」といった声が寄せられています。
(Hint-Pot編集部)
