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「日本は気遣いがある」→「アメリカ人が苦労してる部分」 初訪日のアメリカ人が実感…称賛した日本の“当たり前”とは
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日本人にとっては当たり前の光景でも、その文化になじみが薄い外国人が感動を覚えることは少なくありません。外国人観光客に日本食を体験してもらいながら、日本の印象をインタビューするYouTubeチャンネル「日本食冒険記Tokyo Food Adventures」。アメリカ人カップルは、日本の街を歩いていて母国との違いに驚いたといいます。いったい、どのような光景に心を動かされたのでしょうか。
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3度目の訪日、パートナーに日本の魅力を伝えたい
アメリカ・フロリダ州からやってきた、ニックさんとベイリーさん。ニックさんは初訪日ですが、ベイリーさんはなんと3回目の訪日です。そんなふたりを、チャンネル運営者のDaisukeさんがすき焼き店へ案内しました。
店内で日本食を楽しむふたりに、Daisukeさんが「日本に来て、街や人についてどういう印象?」と質問します。すると、初めて日本を訪れたニックさんが、感動した光景について語り始めました。
「日本は住んでる街に対する気遣いがあるよね。例えば日本の路上はすごく清潔だよ! ゴミをポイ捨てしない! 家もメンテナンスされていて秩序が守られている。素晴らしいことだよね。アメリカ人が苦労してる部分だと思うから!」
ゴミを路上に捨てないことや、クリーンな街づくりは日本人にとっては当たり前の光景かもしれません。しかし、海外から来た旅行者の目には、清潔に保たれた路上や、丁寧にメンテナンスされた住宅が新鮮に映るようです。公共空間を大切にするという日常的な行動の積み重ねが、日本の街並みの美しさを支えているのでしょう。
ニックさんが「アメリカ人が苦労してる部分」と表現したことからも、こうした街への配慮が、決して世界共通ではないことがうかがえます。個人の利便性よりも、みんなが使う空間を清潔に保つことを優先するという日本人の価値観が、街の清潔さという目に見える形で表れているのでしょう。
動画のコメント欄には「日本愛がすごくてメチャ喜んでもらって 観ている方もうれしくなりますね」「表情が豊かで屈託のない笑顔が素敵」「こんなに褒めてもらえるなんて、気持ち良いですね~」といった、温かい声が寄せられています。
(Hint-Pot編集部)
