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「なんでも安くてびっくりした」 オーストリア人が日本の物価に驚愕 母国なら「倍以上はする」と差を実感したものとは
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日本を訪れた外国人観光客の多くが、日本独自の文化や風習に驚きを感じています。なかでも、物価の違いは生活に直結するため、印象に残りやすいポイントのひとつのようです。オーストリアからやってきた男性も、日本で過ごすなかで母国との経済的な差に衝撃を受けたそう。いったい、どんなことに驚いたのでしょうか。
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母の話を聞いて「来てみたかったんだ」
オーストリアの首都・ウィーンからやってきた、マックスさんとヤコブさん。ふたりとも、今回が初訪日です。
「母が日本のことをよく教えてくれるから来てみたかったんだ」と、仕事で頻繁に日本を訪れている母から話を聞くうちに、興味が高まったというマックスさん。大学の夏休みを利用し、ヤコブさんを誘って約3週間の日本旅行を実現させました。大阪や京都、神戸、伊豆、そして東京と、各地をめぐる充実した計画を立てたといいます。
さまざまな都市を訪れたふたりですが、なかでも東京での体験が印象的だったようです。マックスさんは東京での滞在について、興奮ぎみに振り返ります。
「訪れたなかでは、東京がすごく刺激的で楽しい。インドアゴルフに行ったり、下北沢に古着を見に行ったり、神社やお寺に行ったり。アクティビティが尽きないよ。食の体験も無数にあるし」
伝統とモダンが融合する東京の街で、ふたりはさまざまなことを満喫したようです。
「倍以上はする」驚きの物価差
そんななか、滞在を通じてふたりが最も驚いたことというのは、日本と母国の物価の違いでした。マックスさんは「なんでも安くて、それにびっくりした」と率直な感想を口にします。
物価上昇が進むヨーロッパでは、オーストリアも例外ではなく、とくに食品の価格が軒並み高騰している状況だといわれています。
「日本も物価が上がってるけど、自販機の飲み物だって、オーストリアだったら倍以上はするもんね」
日本では当たり前のように街中にある自動販売機。そこで手軽に買える100円台の飲料こそ、ふたりにとって驚くほど安い商品として映ったようです。
母国との物価差を実感しながらも、日本での多様な体験を楽しんでいるマックスさんとヤコブさん。残りの滞在期間でも、日本ならではの魅力をたくさん発見できるといいですね。
(Hint-Pot編集部)
