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「向こうでは100ドルなのに…」 パキスタン人が日本で、唯一驚いた価格設定 「高くてびっくり」したものとは
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円安効果が続くなか、日本を訪れる外国人観光客にとって、今のタイミングは買い物がしやすいといわれています。そんななか、初めて日本を訪れたカナダ在住のパキスタン人カップルは、想定外な価格設定のある商品に驚いたそう。それはいったい、なんだったのでしょうか。
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念願の初訪日に「日本はアメージングな国だよ!」
カナダ最大の都市・トロント近郊からやってきた、パキスタン人のヤシールさんとマリアムさん。15日間の滞在で東京、大阪、京都などをめぐり、富士山近郊まで日帰りで行くことも計画中です。
ふたりとも日本へ来るのは今回が初めてです。「日本の文化や歴史、食事などをいろいろな人から聞いたり、読んだりして、行ってみたいと思っていたの」と、マリアムさんはうれしそうに語ります。
ヤシールさんも「日本はアメージングな国だよ!」と絶賛。「人々はとても礼儀正しくて、誠実。駅や道もとてもきれいだしね」と、日本人の人柄や文化に感動している様子でした。
想定外の高価格に驚き
日本を満喫中のふたりには、想定外の値段に驚いているものがあるといいます。それは、海外ブランドの靴です。
「日本で靴を買おうと思うと、すごく高くてびっくりしちゃったよ。僕はスケッチャーズを愛用しているんだけど、アメリカだとセールでもなんでもなくて50~60ドル(約7350円~8800円)。でも、日本では定価でその2倍以上する印象だよ」と、ヤシールさんは驚きを隠せません。
マリアムさんも、隣でうなずきながら「そう、このHOKA(フランス発のランニングシューズブランド)もそう。向こうでは100ドル(約1万4700円)で買えるのに、日本だと2~3倍くらいするの! 輸入しているからなのかなぁ?」と推測しました。
海外ブランドの靴は、日本では輸入や販売にかかるコストが上乗せされるため、北米などに比べて高価に感じられることがあります。一方で、日本限定のモデルや珍しいデザインのものが手に入ることもあり、多少の割高感があっても、観光客にとっては“特別な買い物体験”になるケースがあるようです。
身近なブランド商品の想定外な価格に驚きながらも、日本の観光を楽しんでいるふたり。残りの滞在でも、街歩きやショッピングなどを通して、日本でしか出合えない景色やグッズを堪能してほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
