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「臭くて無理」「帰ってこなくて良いレベルの不快感」 ホテルの部屋がタバコの残り香で臭うのは仕方ない? 不快にさせない宿泊マナーとは
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秋の行楽シーズンや連休で、ホテルを利用する機会が増える時期です。宿泊時にはさまざまな疑問や悩みが生まれますが、なかなか直接聞きにくいこともあります。大阪市のホテルBスイーツは、公式TikTokアカウント(b_suites.official)のコメント欄に寄せられた質問に丁寧に回答する投稿を公開し、注目を集めています。
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「仕方ない」で終わらせない配慮の大切さ
公式TikTokのコメント欄に寄せられた、「喫煙所から部屋に戻ってきた際にタバコの残り香で部屋が臭うのは仕方なくないですか?」という質問。これに対し、同ホテルは「臭いに敏感なお客様もいらっしゃいますので、何とも言い難いですが、お部屋に備え付けの消臭剤がございますので、こちらをご利用ください」と回答しています。
喫煙後の臭いは、本人が思っている以上に周囲に伝わりやすいもの。実際に、X(ツイッター)で「タバコの残り香」について検索してみると、「タバコを吸わない私からしたら残り香すら臭くて無理なんだよね」「喫煙所から帰ってきた人の臭いもきつくて、帰ってこなくて良いレベルの不快感」など、苦手に感じている人は多いようです。
やはりホテルというたくさんの人が利用する共同空間では、臭いに敏感な人への配慮が必要なことがわかります。
また、タバコに限らず、香水や柔軟剤、ヘアスプレーなど、他人の臭いをめぐるトラブルが近年、問題視されています。自分では気づかない臭いが、同室者や次の宿泊者にとって不快になることもあります。
完全に防ぐのは難しいからこそ、「気づいたら消臭スプレーをひと吹き」「換気をする」など、ほんの少しの配慮が快適な滞在につながります。タバコの残り香を「仕方ない」で終わらせず、できるだけほかの人が不快にならないよう配慮することが大切です。ホテルの回答は、そんなさりげないマナーを思い出させてくれるメッセージになりました。
(Hint-Pot編集部)
