宿泊者に快適な時間を過ごしてもらえるように、ホテルの客室にはさまざまな備品が用意されています。ただ、備品は自分だけものもではありません。使う際は、取り扱いに注意が必要です。大阪府大阪市のホテルBスイーツは公式TikTokアカウント（b_suites.official）で、「ホテルスタッフが思ういいお客様」について紹介。備品を壊してしまったら、どうするのが正解なのでしょうか。

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スタッフが頭を下げて受け取った理由

　同ホテルは、「ホテルスタッフがいいお客様だと思うランキング」と題した動画を投稿。そこには、部屋でドライヤーを壊してしまったという申し出を宿泊客から受けた、フロントスタッフの様子が映っています。

　壊れたドライヤーを丁寧に持ってきた宿泊客に対し、スタッフは深く頭を下げて受け取りました。動画では「不意に壊してしまった場合、正直にお話しいただけると次のお客様にすぐに対応ができるのでとても助かります」と説明しています。

　壊れた備品がそのまま放置されていると、ホテルだけでなく、次に部屋を利用する人にも迷惑をかける可能性があります。すぐに報告してもらえれば、ホテル側は速やかに新しい備品を用意でき、次の宿泊者に不便をかけずに済むでしょう。

　また、故意ではなく不意に壊してしまった場合、多くのホテルでは弁償を求められることがないとされています。とはいえ、宿泊時は備品の取り扱いに十分、気をつけましょう。

　コメント欄には「明らかにわざとじゃない限り弁償とかないから素直に謝ろうね」「壊したときも壊れてたときも言うよ　最初から壊れてたよって」といった、正直に伝えることの大切さを説く声が寄せられています。また、「Beautiful」と、この行動を称賛するコメントも見られました。

　ホテルを利用する際は、このような心がけを持つことが大事です。困ったときはスタッフに相談することが、快適な宿泊につながるでしょう。

（Hint-Pot編集部）