夏の観光シーズンに突入し、旅行先でホテルに宿泊する人も多いでしょう。しかし、「バレないだろう」と軽い気持ちでとった行動が、ホテルの宿泊ルールに違反することがあります。大阪府大阪市のホテルBスイーツは、公式TikTokアカウント（b_suites.official）で「ほとんどの場合わかります」と、ある行動について注意を促しています。

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「泊まる人には安心ですね」の声も

　旅行などでホテルに宿泊している際、友人や知人を部屋に招きたいと考える人もいるかもしれません。ところが、宿泊者以外を部屋に入れる行動は、ホテルのルール違反にあたるといいます。

　大阪府大阪市のホテルBスイーツは「宿泊者以外をホテルに入れているとバレているのでしょうか」と題した動画で、ホテル側の管理体制について伝えています。

「宿泊者以外を入れてもバレなさそうやな」と思いながらホテルのロビーへ入ってきた男性に対し、スタッフは「実はほとんどの場合わかります」と話します。「なんで？」という男性の疑問に対し「見られていないようで、必ず誰かが見ています。お客様が安心して宿泊できるように、防犯対策は重要です」と答えました。

　さらに「消防法の観点から定員オーバーは違反になりますのでお気をつけください」と注意を促しています。

　万が一、ホテルで火災や地震などの災害が起きた場合、内緒で宿泊者以外が部屋に滞在していると、避難誘導や救助が遅れるリスクがあります。また、登録されていない人間の出入りがあると、トラブルや盗難といった防犯面でも問題が起こるおそれも。来訪者と会いたい場合は、ロビーやレストランといったスペースを活用すると良いでしょう。

　動画のコメント欄には「ホテルに限らないけど意外とそういうのって本当に気づくんですよね～挙動不審だったり雰囲気で」「全フロア共用部にはカメラついてるよ。廊下の映像とかで不正暴ける」「泊まる人にとっても安心ですね」といった声が寄せられています。ホテルでは決められたルールを守り、心地良い滞在ができるようにしましょう。

（Hint-Pot編集部）