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「途中で切り上げて帰ればええやん」→「すいません…」 野球ファンの夫を一発で黙らせたたとえ話に10万“いいね” 妻が語る、夫婦円満の秘訣とは
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「すいません…」の反応は予想通り

夫は、物心ついた頃から祖父に“英才教育”を受けていたという、阪神タイガースのファンです。一方、MYUさんは中学生の頃からLUNA SEAやBUCK-TICKなど、ビジュアル系ロックに心酔してきました。
音楽イベントとスポーツ観戦でジャンルは違っても、「推しを最後まで見届けたい」という気持ちは同じ。だからこそ、野球にたとえられた瞬間、夫も納得したのかもしれません
MYUさんによると、夫の「すいません……」という反応は予想通りだったそう。「納得してくれれば、割と素直に言葉にはしてくれる人なので、今回のやりとりはけんか腰でもなんでもなく、会話の流れの一部です」と笑います。
帰宅後の夫の反応は
そしてフェス当日、時間が押すこともなく、午後8時半前には終わりましたが、会場から出るまでが長蛇の列で大変だったといいます。
「少しでも時短するために、荷物預かりと引き取りの手間をなくそうと、かさばりそうなグッズは買わないと割り切りました。また、羽織る上着やフェス中に床に座っている間用のエアクッションなどは、すべてコンパクトに圧縮できるものを使用。これらは、夫婦共通の趣味であるアウトドアグッズが役に立ちました」
こうした工夫もあり、予想より順調に電車に乗ることができたというMYUさん。それでも、家に到着したのは午後11時半を過ぎた頃でした。
帰宅後、夫は「真矢はどうしてる? 元気なんか?」と、LUNA SEAの真矢さんが闘病中であることを知って、声をかけてくれたとのこと。「音楽のことはわからなくても、気にかけてくれてはいるんだなと思うとちょっとうれしいですよね」とMYUさん。互いの趣味を尊重し、夫婦円満に過ごす秘訣について、次のように語ります。
「たとえ自分には良さがあまりわからなくても、相手にとっては大切なんだろうなという気持ちを理解することかもしれませんね。私自身は野球のことに詳しくないですが、タイミングが合えば、テレビで試合を一緒に観ることもあります。気になったことがあって質問すれば、夫もちょっとうれしそうに教えてくれます」
フェスをめぐる小さなすれ違いから始まった、夫婦のやりとり。推しを思う気持ちの先には、お互いを思いやる優しさがあったのでした。
(Hint-Pot編集部)
