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「本当に助かりますね」 駐日ドイツ大使が早朝の新幹線ホームで感動した便利なものとは
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日本の鉄道システムは、その正確さと利便性もさることながら、乗客の快適な旅をサポートするサービスが、世界中から高い評価を受けています。駐日ドイツ連邦共和国特命全権大使のペトラ・ジグムントさんは、自身のX(ツイッター)アカウント(@GermanAmbJapan)で、先月末に行った三重県への出張を振り返る動画を公開。そのなかで、あるサービスに感激したことを明かしました。いったい、どのようなものだったのでしょうか。
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早朝の出張を支えるささやかなサービス
日本の食文化や伝統に、深い関心を示してきたペトラさん。今回の投稿では、三重県への公務出張の様子を動画で紹介しています。
動画は、朝6時30分のJR品川駅から始まります。早朝の新幹線ホームに到着したペトラさんが向かったのは、ホームに設置されている、カップ式の自動販売機でした。
「新幹線のホームにコーヒーの自販機があると、朝早く電車に乗る人にとって本当に助かりますね」
ペトラさんはそう語りながら、購入したコーヒーを手に、颯爽と新幹線に乗り込みました。
日本のビジネスパーソンにとっては当たり前の光景かもしれませんが、新幹線ホームでのいれたてコーヒーのサービスは、海外から見ると、実は驚くべき利便性の高さを示すものです。
JR東海によると、2023年10月末に「のぞみ号」「ひかり号」で実施していた車内ワゴン販売の終了に伴い、東海道新幹線で「のぞみ号」停車駅のホーム上に、カップ式のコーヒー自動販売機を設置。乗車直前でも、温かい飲み物を購入できる環境が整えられています。
とくに、公務で地方を訪れる機会の多い大使にとって、早朝の移動は日常茶飯事。出発前の貴重な時間に、本格的なコーヒーがホーム上で手軽に手に入ることは、長距離移動の前の大きな支えになっているようです。
日本人にとってはなにない日常のサービスも、外国から見れば特別なおもてなし。ペトラさんの視点を通じて、改めて日本のサービスの質が高いことを実感させられる投稿です。
(Hint-Pot編集部)
