夫婦で暮らしていると、思いもよらない生活習慣の違いに戸惑うことがあります。とくにトイレが1つしかない家庭では、お互いの使用時間が問題になることも。YouTubeチャンネル「ハロー！ミキティ」で、視聴者の悩み相談に応える藤本美貴さん。今回は、トイレに長時間こもる夫へのモヤモヤを抱える新婚女性の相談に、実践的なアドバイスを送り共感の声が上がっています。

　◇　◇　◇

毎朝毎晩20～30分こもることにイライラ

　相談者は、33歳の新婚専業主婦です。出会ってからは8年と長かったものの、世間一般的にはほぼ0日と言って良いくらいの関係性で結婚したといいます。

　夫は真面目でもの静かな性格で、文句を言わず頼んだことはやってくれるそうですが、日々一緒に暮らしていると些細なことにイライラしてしまうとのこと。女性は思ったことをすぐ口に出すのが苦手で、口から出たときには沸騰してしまうタイプだと説明します。

　そして今、とくにイライラしているのがトイレについて。相談者の家にはトイレが1つしかなく、夫は毎朝毎晩トイレに20～30分こもるといいます。さらに、お腹が弱いのを自覚しているのに自分で辛いラーメンを食べて、2時間の間にトイレに30分ずつ3回もこもったことがあったそうです。

「私のことは何も考慮できないのかとイライラします」と打ち明けた女性。過去に「トイレ長すぎるよ。私も我慢しているんだけれど」と伝えたところ、夫から「しょうがない」と言われ、さらにイライラが募ったといいます。「ミキティは家族とのトイレ事情どうしていますか？」と助言を求めました。

「途中でも1回出てって言えばいい」藤本さんの現実的解決法

　相談を聞いた藤本さんは、まずラーメンを食べてお腹を壊す夫について「食べさせてあげたい。私も。食べたいもの」と理解を示します。一方で、トイレ問題の解決策については「20～30分の間にずっと踏ん張っているわけじゃないから、トイレしたいと思ったら出てくるまで待たないで『ちょっとごめん、1回出て』って言えばいいんですよ」と実践的な解決法を提案しました。

　また、0日婚だという相談者について、藤本さんは「そんな完璧に自分にぴったりすべてが合うなんてことはない。性別も違えば、年も違えば環境も違うなか育ってきたので、それはもう誰と結婚してもある程度は同じじゃないかな」と、些細な生活習慣の違いは誰と結婚してもあることだと諭しました。

　コメント欄には「我が家もお互い自分ちょっと長いかもな～って思ったら『先にトイレ入る？』って聞くようにしてます」「トイレにこもる旦那さんは、ぜひトイレ掃除担当になってもらいましょう」「私は長くなりそうなのがわかるから『ちょっとその前に行かせてー！』ってトイレに入られる前にまず入ります！（笑）」など、共感の声が寄せられています。

（Hint-Pot編集部）