広大な鉄道網を持つ日本。その正確さは世界に誇るものですが、複数の事業者が交錯することもあり、初めて訪れる外国人にとっては理解しにくい面もあるようです。外国人観光客に日本食を体験してもらいながら、日本の印象をインタビューするYouTubeチャンネル「日本食冒険記Tokyo Food Adventures」。家族とともにフランスからやってきた男性は、電車を利用した際に戸惑ったことがありました。ため息混じりに語ったこととは、なんなのでしょうか。

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「めっちゃ便利だよ！」とアドバイス

　フランスからやってきたセドリックさん。妻のハンナさん、娘のユミさんとルーシーさん、息子のリリヤンさんの5人家族で、日本での滞在を楽しんでいます。一家は、チャンネル運営者のDaisukeさんの案内で、すき焼き店を訪れました。

　食事中、フランスとの文化の違いを感じたことについてDaisukeさんから尋ねられると、セドリックさんはこんな話を始めました。

「僕が違うと感じたのは、電車や地下鉄だね！　日本はJRと私鉄の電車があって少し複雑かも」

　とくに首都圏では、複数の路線が入り組んでいて、乗り換えも簡単ではありません。また、切符を購入する際の仕組みにも戸惑いがあったようです。

「乗り換えのたびにチケットを買うのは手間だと感じる。それに、切符を買っても駅員さんに『追加で払ってください』とよく言われるよ！　『日本では距離で金額が変わるから』って！」と、ため息混じりに答えました。

「フランスでは、1枚の切符で同じ市ならどこでも行けて、乗り換えも無料でできるんだ」と説明したセドリックさん。日本の距離別運賃制は理解しにくく、初めて訪れる外国人観光客が戸惑う原因になることも少なくありません。

　そこでDaisukeさんは、交通系ICカードを知っているか質問。「チャージすればどこでも行けるし、めっちゃ便利だよ！」とアドバイスしました。日本の複雑な鉄道システムに不慣れな外国人観光客にとっても、非常に便利なツールに、セドリックさんは「なるほどね」と納得しました。

　動画のコメント欄には、「Daisukeさんは民間大使ですね」「素敵な家族ですね」「最高の思い出になるね」といったコメントが寄せられています。

（Hint-Pot編集部）