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「味が薄い」→「めっちゃフルーティー!!」 フランス人シェフがアメリカ産と食べ比べ ひと口で心奪われた日本産の果物とは
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世界でも類を見ない品質の高さで知られる日本の果物。見た目の美しさだけでなく、その味わいの深さや香りの豊かさは、国内外で多くの人を魅了し続けています。フランス人YouTuberのオレリアン・プダさんは、人気企画「日本vs世界」シリーズで、フランス人シェフと一緒に身近な果物を食べ比べてみることにしました。その違いは歴然だったようです。
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香りから始まる日本とアメリカの違い
東京・代官山にあるフレンチモダンカフェ「シャルルアンリ」のオーナーシェフ、シャルルアンリ・ルブーグさん。パリのジョエル・ロブションをはじめ、世界各国の星付きフレンチレストランで腕を磨いてきた経歴の持ち主です。
そんなシャルルさんとオレリアンさんが食べ比べたのは、料理のアクセントにもなるレモンです。小さくカットしたアメリカ産の果肉を口に運んでみると、「すごく酸っぱい。でもまろやか」とオレリアンさんは冷静に味を分析します。「でも味が薄い」と、酸味はあるものの風味には物足りなさを感じた様子でした。
一方、日本のレモンを味わったシャルルさんは、口に入れた瞬間に目を見開きます。「めっちゃフルーティー!! 思ったより(アメリカ産と)違うね」と、予想以上だった味の違いに驚きを隠せません。
オレリアンさんも続けて日本のレモンを口にすると、その味わいに感動した様子で語り始めます。「酸味はあるけど、味が最高! フローラルな香りがする」と絶賛しました。
日本のレモンの味が気に入った様子のシャルルさんは、さらに驚きの提案をします。「皮ごと食べるべきだよ」と言うと、オレリアンさんは「え!?」と戸惑いを見せました。
すると、シャルルさんは日本産の安全性について説明。「日本のフルーツは農薬がほぼないものもあるから安全なんだよね。アメリカ産のはちょっと抵抗あるけどね(笑)」と、日本産の果物の品質管理の高さに言及しました。
おそるおそる、果皮と一緒に食べてみると、オレリアンさんは「少し苦味があるけどとてもおいしい」。皮の苦味すらも味わいの一部として楽しめることに気づいた様子です。最後には「日本のレモンの味は別格です」と、その品質の高さを称賛しました。
シャルルさんも、改めてアメリカ産と比較しながら「アメリカ産はもっと人工的な味がする」と率直な感想を述べました。オレリアンさんも、「酸味も少し強いね」と同意します。
日本の果物は、生産者のきめ細やかな管理によって、香り高く風味豊かな品質が保たれています。無農薬で育てられたものは、皮ごと安心して使える点も特徴のひとつです。
動画のコメント欄には、「そんなに違うんですね!」「アメリカに住むと、日本の野菜や果物、すべての食材のおいしさがわかります」「皮も煮たりする料理では、国産使います」などの声が寄せられています。
(Hint-Pot編集部)
