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「広島のほうが好きだったかな」 オーストラリア人が日本で食べ比べ→「エンターテインメント」と感じた食体験とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

オーストラリアから来たジェシカさん【写真:Hint-Pot編集部】
オーストラリアから来たジェシカさん【写真:Hint-Pot編集部】

 日本を訪れる外国人観光客にとって、食事は旅の大きな楽しみのひとつです。ラーメン、寿司、天ぷらなど、母国では味わえない本場の味に舌鼓を打つ人も少なくありません。2度目の訪日を果たしたオーストラリア人女性は、日本食のおいしさだけでなく、印象深い食体験もしたといいます。いったい、どんなことに感動したのでしょうか。

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2度目の訪日を楽しむオーストラリア人

 オーストラリアから来日したジェシカさん。パートナーと義理の息子と3人で、21日間の滞在予定で日本各地を旅しています。パートナーの息子さんにとっては初めての海外旅行となった一方で、ジェシカさんは今回が2度目の訪日です。3人は東京、草津温泉、京都、広島、大阪をめぐったといいます。

「パートナーの息子は海外に行ったことがなかったのもあったし、今、オーストラリア人にとっては円安で、日本にとても来やすいの」

 円安の影響もあり、長期滞在で日本を満喫する予定です。

目の前で焼く広島のお好み焼きに感動

 滞在中は、さまざまな日本食を堪能したというジェシカさん。「ラーメンやカツ丼、なんでもおいしいわ」と日本食を絶賛。なかでも心に残ったのは、お好み焼きだったといいます。

「お好み焼きは、広島と大阪の道頓堀で食べたの。広島のほうはカウンター席に座って、目の前の鉄板で焼いてくれるスタイル。道頓堀で食べたほうは少し観光客向けというか、ショーのようにソースをかけて、エンターテインメントみたいだった。広島のほうが本物感が強くて、そっちが好きだったかな」

 カウンター席で、職人が目の前の鉄板で焼き上げるショーのようなスタイルに、すっかり魅了されたジェシカさん。ジュウジュウと音を立てながら焼かれる生地、丁寧に重ねられる具材、そして最後にかけられるソース。五感で楽しめる体験が、ジェシカさんの心を掴んだようです。

 日本食の奥深さを感じたジェシカさん。残りの滞在でも、さらに新しい味との出合いが待っていると良いですね。

(Hint-Pot編集部)