キッチンは毎日使う場所だけに、気づかないうちに油汚れや水垢、カビが蓄積しやすい場所です。こびりついた汚れがなかなか取れず、困った経験がある人もいるしょう。そんな、触るのもためらうほど汚れてしまったキッチンを、プロの技でよみがえらせる様子が話題になっています。

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汚れを重ねたコンパクトキッチン

　家中の頑固な汚れをきれいにする方法を紹介している、YouTubeチャンネル「お掃除職人きよきよ」。チャンネルを運営するきよきよさんは、これまでに35年以上、掃除のプロとして活動してきました。

　そんなきよきよさんが今回挑んだのは、コンパクトキッチンの汚れ。シンクには、ところどころに黒ずみが残り、水垢やカビがびっしりと付着しています。

　実は、このキッチンはゴミ屋敷の一角。元の状態を想像することが難しいほど汚れています。しかし、きよきよさんは「磨けばきれいになる」と落ち着いた様子。まずは全体の汚れ落としからスタートします。

　シンクの周りを家庭用の掃除用洗剤と100円ショップでも手に入るスポンジで擦ると、泡はみるみる黒ずみ、色が明るく変化します。大まかな汚れが落ちたところで姿を現したのは、空き缶の放置跡と思われる丸いサビや頑固な水垢です。くっきりと残るサビには、サビ取り剤を塗布して15分放置。しっかり拭いたあと、塩素系漂白剤で仕上げます。

　続いて、シンク内部の掃除へ。底面には固い水垢がいくつもこびりつき、洗剤で擦った程度では汚れは落ちない状況です。そこで、きよきよさんは酸性洗剤を使うことに。「洗剤が混ざらないように」と注意を呼びかけながら、一つずつ工程を踏んでいきます。

　洗剤を水垢にかけると泡が立ち、スポンジで軽く擦るとみるみる光沢が戻っていきます。最後に専用の機械でシンク全体を磨き上げ、清掃作業は完了しました。

シンクが鏡のようにピカピカに

　シンク周りについていたサビの跡は、完璧に取りきるのは難しかったものの、全体的にツヤが戻りました。また、シンク内は鏡のようにピカピカに。かつての面影を失っていたキッチンは、見違えるほど清潔感のある姿へと生まれ変わりました。

　驚くほどきれいになったキッチンに、コメント欄には、「すげー」「シンクがまぶしいです！」「丁寧で素晴らしいお仕事ですね」などの声が上がっています。

（Hint-Pot編集部）