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「値段がどんどん高くなっちゃう」 ドイツ人が日本のコスパに驚き 「日本では無料で出てくる」と感動したサービスとは
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日本を訪れる外国人観光客は年々増加しており、その魅力を体験しに、各国から多くの人が訪れています。ドイツから友人とともに旅行で訪れた男性も、そのひとり。男性は滞在中、あることに大きな驚きを感じました。いったい、どのようなことだったのでしょうか。
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1年越しの念願が叶った3週間の旅
マークさんは、1年前の出張で日本を訪れた際、「次は旅行で来たい」と心に決めていました。そこで、日本へ行ったことがなかった友人のベンジャミンさんを誘い、再訪日することに。3週間かけて東京や日光、箱根、河口湖、京都、大阪をめぐる旅を実現させました。
ベンジャミンさんによると、ドイツでは今、日本旅行がとても人気だといいます。
「日本は旅行先として、ドイツでも人気なんだ。『実は日本へ行くんだ』って話したら、『私も!』と言われたことも。日本で会おうと約束をした友達もいるし、僕の妹もこの時期に来るかもって言っていて。それくらい、みんな来ているイメージだよ」
「ヨーロッパでは一般的に、何かしら飲み物を頼まないといけない」
念願の日本旅行を楽しむふたり。とくに驚いたことは、日本の飲食店のコストパフォーマンスの高さだといいます。マークさんは、安さに目を丸くしていました。
「さっき定食を食べたんだけど、ふたりで20ユーロ(約3600円)しなかったんだ。驚きだよ。ヨーロッパの店でピザを食べたら、1枚あたり10ユーロ(約1800円)、パスタなら15ユーロ(約2700円)はするよ」
さらに、日本ならではのサービスにも感心した様子です。
「日本はお水やお茶が無料で出てくるでしょう? ヨーロッパでは一般的に、何かしら飲み物を頼まないといけないんだよ。だから、値段がどんどん高くなっちゃうんだ」
料理の質や価格だけでなく、日本では水やお茶が無料で出てくることも含めた“トータルの価値”に、ふたりはヨーロッパとの違いを実感したようです。
3週間という長い旅程で、各地をめぐるふたり。食事も文化も、そして自然も、存分に満喫してほしいですね。
※1ユーロ=180円で換算(11月26日現在)。
(Hint-Pot編集部)
