カルチャー
「知っていたけれど…」→「ちゃんとしている」 フランス人夫婦が日本で感銘 街なかで「ない」と驚いたものとは
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日本を訪れる外国人観光客が驚くことのひとつに、公共空間の美しさがあります。整備された道路や、清潔に保たれた環境は、日本の誇るべき特徴です。フランスからハネムーンで日本を訪れた夫婦も、その清潔さを実感したといいます。しかし、街なかには「あるもの」がないことに気づいたよう。いったい、なにがなかったのでしょうか。
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28日間のハネムーンを楽しむフランス人カップル
フランス出身のクラリスさんとアレクシスさんは、28日間をかけて、京都や長野、広島、大阪、姫路、大分、東京など日本各地をまわっています。ここまで長い旅は初めてとのことで、ハネムーンを機会に思い切って長期休暇を取得したといいます。
ハネムーンに日本を選んだ理由を「長い歴史と伝統、侍などの日本文化を知りたかったのがひとつと、マンガも好きなのでカルチャーに興味があったから日本に来たかったの。ふたりとも来たことがなかったから、どちらにとってもファーストチョイスだったの」と教えてくれたクラリスさん。
アレクシスさんはその話にうなずきながら「あと食だね」と、笑顔で日本食への期待を口にしました。
「ゴミひとつ落ちてないのね」
日本各地の街を歩くなかで、クラリスさんは日本の街の美しさにとても驚いたといいます。
「ゴミ箱がないことはSNSや日本に行った友達から聞いて知っていたけれど、ゴミ箱がないのに、ゴミひとつ落ちていないのね。あとどこに行っても機能的で、ちゃんとしている」
日本の街にはゴミ箱が少なく、外国人観光客が困るケースも少なくありません。それにもかかわらず、街が清潔なことにアレクシスさんとクラリスさんは感動しています。
ゴミ箱がなくても、清潔に保たれている日本の街。それは、自分のゴミは自分で持ち帰るという日本人の公共意識の高さの表れといえるでしょう。ハネムーンを楽しむふたりには、残りの滞在でも日本文化を存分に感じてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
