出産後の6～8週間は「産後の肥立ち」と呼ばれ、出産で受けたダメージを回復させ、元の健康な状態に戻るための大切な期間。産後に無理をしないため、妊娠後期に大量の作り置きをストックしたという投稿が、ネット上で話題を集めています。「素晴らしい」と称賛の声が相次いだ一方で、一部からは「夫を甘やかしすぎ」という批判の声も寄せられています。なぜ賛否両論が寄せられているのでしょうか。投稿者の女性は「料理とか家事はちゃんと全部できる人」と夫を擁護した上で、批判の声に反論しています。

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産後に備え大量の作り置きを用意した女性に、一部から批判の声が

　今月2日、SNS上に投稿された写真には、大量の作り置き食材がチャック付きのフリーザーバッグに小分けされた様子が収められています。保存バックには「ミートソース　解凍→フライパンで温める」「メンチカツ　そのままあげるorオーブン」など、おかずと調理法が事細かに記されています。

　投稿者は元保育士の専業主婦で、現在妊娠後期という24歳の女性。25歳の夫、1歳10か月の娘の3人家族で、もうすぐ生まれる2人目の出産に備え、産後に手間なく食べられる作り置きおかずを用意したといいます。

　投稿は800件を超えるリポスト、1.3万件の“いいね”を集めるなど話題に。「これはできる嫁。素晴らしい」「優しすぎる 何も作らず旦那置いて里帰りしてきたよ」など、投稿者の頑張りを称賛する声が多く上がった一方で、「自炊できない男と子供作ると大変ですね」「出産直前の妊婦がここまでしないといけないような無能な父親嫌すぎる」など、投稿者の夫を批判する声も……。「えっこれなんで叩かれてるの」「男を叩きたいだけの人たちに目をつけられて本当に可哀想」など、同情の声も寄せられています。

　一部の批判に対し、投稿者は続く投稿で「あの料理とか家事はちゃんと全部できる人です なんなら、料理は私より出来ます」「ただ仕事がとんでもなく忙しいので旦那と自分のために作りました！！　どこにも旦那はできないって書いてないのになんでそこまでの考えに至るんだろう」と反論。「作り置き作るの私は楽しいタイプなんだけど（もはや誰かにやってあげたい）それに妊婦だから旦那に色々やってもらえって何だそれ！　自分が子ども欲しくて妊婦になったのに！」と外部からの理不尽な批判に対し自身の考えを綴っています。

　一連の投稿について「産後サポートなしで夫も仕事忙しいので、少しでも楽できるように作り置きしました。まさかこんな伸びると思わなくてびっくりしました」と投稿者。里帰り出産ができない、パートナーが育休を取れない、周囲のサポートが得られないなど、さまざまな事情を抱えながら出産・育児に臨む人も少なくない中、「私と同じような状況の方の参考になればいいなと思ってます」と投稿の意図を語っています。

（Hint-Pot編集部／クロスメディアチーム）