年を重ねても、おしゃれを楽しむ気持ちを忘れない人は輝いて見えるもの。イタリア・ミラノ在住の元フジテレビアナウンサー・中村江里子さんが、自身のインスタグラムアカウントで「Vintage 祭り!!!!!!」と題し、25～30年前に購入したヴィンテージ服を次々と披露しました。長い眠りから目覚めさせた「ヴァレンティノ」や「グッチ」「シャネル」などの名品を今も美しく着こなす姿に、感嘆の声が上がっています。

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ミラノ移住がきっかけで「おしゃれをしよう」と決意

「Milanoに住み始めてから“おしゃれをしよう!!”と強く思い始めました」と明かした中村さん。「今までも楽しんでいましたが、もっと楽しみたい！もっと楽しめる！」と世界的なファッション都市での生活が、眠っていた服たちを再び目覚めさせるきっかけになったといいます。

　投稿された写真の1枚目に写る黒のロングレザーコートは、なんと25年前に購入したもの。夫婦の絆を感じる、プチ事件もお茶目に綴っています。コートを着て出かけた日、裏地がブーツのベルトに引っかからないようにポケットに手を入れて歩いていたら、夫が紙を取り出して、ベルト部分を巻いてくれたそうです。

　また、3枚目に登場したのは、25年ほど前の「ヴァレンティノ」。4枚目は30年ほど前の「グッチ」で、中村さんは驚きの告白をしました。

「当初はたっぷりとした袖が付いていたのですが、中々迫力があり着る機会が限られてしまったので、思い切って袖を切りベストにしてしまいました」

　高級ブランドの服を、自分のライフスタイルに合わせてリメイクするという大胆な決断。それでもなお大切に着続ける姿勢に、本物を愛する心が表れています。

　ほかにも、30年前の「シャネル」、20年前の「ニナリッチ」、25年前の「フェンディ」、30年前の「エルメス」と、そうそうたるブランドのヴィンテージ服が次々と登場。脚立を使って、巨大なクローゼットの中から、大切にしまわれていた洋服を取り出す姿も公開されました。

　投稿のコメント欄には、「長期間きれいに保管されているのもすごいですが、体型変わらずおしゃれに着こなし続けられることのほうがすごい」「クローゼットがうらやましい」「スタイルが異次元並みに良すぎて」「いつも目の保養をさせてもらっています」など、称賛の声が殺到しています。

　流行に流されず、本当に良いものを長く愛用する。そして、それを着こなせる自分であり続ける中村さんのスタイルに、多くの人が羨望のまなざしを送っています。

（Hint-Pot編集部）