カルチャー
「ヨーロッパではあまり見かけない」 イタリア人が日本のファッションを大絶賛 注目したアイテムとは
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日本のファッションは、独自のカルチャーと多様なスタイルで、世界中から注目を集めています。イタリアから訪れたカップルは、わずか1年で再訪を決めたほど、日本のファッションに夢中だといいます。とくに、「ヨーロッパではあまり見かけない」日本では定番のアイテムが気になったそうです。いったい、どんなものなのでしょうか。
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東京でショッピングと食を満喫
イタリアから来たカミラさんとフランチェスコさんは、昨年に続いて2回目の日本訪問です。前回は2週間をかけて日本各地をめぐりました。今回は東京を拠点に、1週間ほど滞在する予定です。
「ショッピングと日本食めぐり、毎日この2点に集中しているよ」と笑顔で話すフランチェスコさん。街歩き中、とくに夢中になったのは、日本のファッションだといいます。
「イタリアはエレガントなスタイルが主流だけど、日本はストリートスタイルが多い印象かな。ヨーロッパでは、アメリカのブランドがどこにでもあって、似たような服装の人が多いと感じるの。
でも、日本にはちゃんとスタイル、アイデンティティがあると思う。たとえば、バギーパンツやワイドパンツのようなデザインは、ヨーロッパではあまり見かけないわね」
日本では、流行を追うだけでなく、着こなしで個性を表現している人の多さが印象的だったというカミラさん。原宿や渋谷をはじめ、エリアごとに異なる雰囲気があり、ファッションを通じて個性や価値観を表現する文化が根づいている点が、ふたりにとってとくに魅力的に映ったようです。
「日本のファッションブランドやショップが、本当に大好きなの。昨年訪れたお店の店員さんとのやりとりも印象に残っているから、今年もまた足を運ぶつもりよ」
フランチェスコさんも、日本のファッションに魅力を感じているといいます。
「ヴィンテージの服やシューズも、良いものを探すとヨーロッパではすごく高いんだよね。日本では比較的、手頃な価格で手に入るのもうれしいんだ」
ファッションの本場・イタリアから来たふたり。東京でのショッピングを通して、日本ならではのファッション文化を存分に楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
