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「メキシコだったら信じられない!」 メキシコ人がカルチャーショックを受けた日本女性のファッションとは
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日本は、伝統と現代文化が調和し、訪れる人々に多くの感動や驚きを与えてくれる国です。初めて日本を訪れ、広島や京都、東京など各地をめぐっているメキシコ人のアリスさんも、その魅力を存分に体感しました。そんな彼女がとくに印象に残ったと語るのは、観光地だけでなく、街中で目にした日本ならではのファッション文化だったといいます。いったい、どんな服装だったのでしょうか。
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街で目にした日本ならではのファッション
初めて日本を訪れている、メキシコ人のアリスさん。約3週間かけて、広島や大阪、京都、奈良、東京をめぐっています。
「訪れたなかでは広島の宮島、あと京都の伏見稲荷が印象に残っているわ。大阪で観た相撲ショーも良かった」
充実した時間を過ごしてきたアリスさんですが、印象に強く残っているのは、観光地だけではありませんでした。
「知ってはいたんだけど、メイドカフェにはちょっと圧倒されたかな。あまりそういう服装を見たことがなかったから。街中でも、メイドカフェの店員のような服装をしている人を見てびっくりしたの」
秋葉原などで見られるメイドカフェの店員は、フリルやリボンがあしらわれたガーリーな衣装が特徴で、日本独特のカルチャーとして知られています。写真や映像で見たことはあっても、実際に目の当たりにすると、その世界観に驚きを覚えたようです。
さらに、アリスさんを驚かせた光景があります。
「ものすごく寒いのに、短いスカートをはいている若い女の子がけっこういて、ファッションが優先なんだなって感じたわ。メキシコだったら信じられない!」
メキシコにも、冬は寒くなる地域がありますが、基本的には防寒を優先して厚着になるのが一般的です。そのため、日本の若い女性たちが寒さの中でもおしゃれを楽しむ姿勢は、アリスさんにとって大きなカルチャーショックだったようです。
伝統文化や美しい観光地とともに、街中で出会う人々のファッションも、日本旅行の忘れられない思い出となったアリスさん。日本ならではの多様なスタイルが共存する文化を、肌で感じることができたようです。
(Hint-Pot編集部)
