話題
「いらないから置いて帰っているのか、すっかり忘れているのか」 ホテルスタッフが困惑 充電器より多い忘れ物とは
公開日: / 更新日:

ホテルでチェックアウトしたあと、忘れ物に気づいて慌てた経験がある人もいるでしょう。ホテルでは、そんな忘れ物が大切に保管されています。大阪府大阪市にあるホテルBスイーツは、公式TikTokアカウント(b_suites.official)で、忘れ物の実態について明かしています。いったい、どのようになっているのでしょうか。
◇ ◇ ◇
「衛生面を考慮して、処分させていただきます」
多くの人が忘れ物と聞いてイメージするのは、充電器やアクセサリーといった小物類かもしれません。しかし、同ホテルで一番多い忘れ物は「食料品」なのだそうです。
「食べ物も、いらないから置いて帰っているのか、すっかり忘れているのかちょっとわかりませんけど」と、スタッフは困惑。旅行のお土産や、コンビニエンスストアなどで購入した食品など、部屋の冷蔵庫や棚に入れたまま忘れられてしまうケースが多いようです。そういった食料品の忘れ物は、「衛生面を考慮して処分させていただきます」と説明しています。
食料品は、衛生面の問題や消費期限などを考慮すると、たとえ高価なものであっても処分せざるを得ません。ホテルによりますが、食料品の場合は数日以内で処分されることが一般的です。せっかく購入したお土産や食品を無駄にしないためにも、部屋を出る前の最終チェックを習慣づけましょう。
そのほか、充電器や衣類、貴重品などの忘れ物に関しては「一定期間保管して、警察に届け出ます」と、意外な手間がかかっていることを明かしました。
コメント欄には「カーテンの奥からパーティーグッズのかつら出てきたときは悲鳴を上げた」「靴の忘れ物はドア開けたら本当にびっくりします」といった、ホテルスタッフ経験者と思われる人からの話が寄せられました。
忘れ物の引き取りは、宿泊者にとっても、施設側にとっても手間がかかるもの。チェックアウト前のひと手間が、あとあとのトラブルを防ぐことにつながります。部屋を出る前に、荷物の確認を忘れずに行いたいですね。
(Hint-Pot編集部)
