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「韓国より日本のほうが…」 ふたつの国を続けて訪れたアメリカ人 街中で感じた違いとは
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多様なスタイルが共存する日本には、個性を尊重する文化が根付いています。友人の結婚式で韓国を訪れ、その足で日本へやって来たというアメリカ人男性。ふたつの国を続けて訪れたことで、ある違いをはっきりと感じられたそうです。日本ならではの特徴とは、いったいどんなことだったのでしょうか。
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韓国での友人の結婚式の帰りに立ち寄った日本
アメリカのニューヨークから来たオースティンさん。2018年以来、2回目の日本です。今回は友人の結婚式のために韓国を訪れ、その帰りに日本に立ち寄りました。そのため、今回はわずか4日間という短い滞在です。
「日本人はみんな礼儀正しくて、良い人だなって感じる。本当にアメリカとは異なることが多いよね」
オースティンさんにとっては約7年ぶりの日本ですが、前回の訪日時に感じた日本の魅力は今も変わっていないようです。
そんなオースティンさんが、今回の滞在でとくに印象に残ったのが、街を行き交う人々のファッションでした。
「ファッションを見ていると、個性的なスタイルをしている人が多いなって感じた。僕が韓国の後で日本に来たから余計にそう感じるのかもしれないけれど、韓国人はみんな同じヘアスタイルにファッションだった。韓国より日本のほうが、みんな主張しているなって感じる」
韓国では、K-POPアイドルをはじめとする芸能人やトレンドの影響を受けた均一的なファッションが主流となっており、多くの若者が似たようなスタイルを好む傾向があります。清潔感のあるシンプルなコーディネートや、流行を取り入れた髪型が人気で、 オースティンさんによると、街を歩けば似たような雰囲気の人々を多く見かけるそうです。
一方、日本ではさまざまなファッションスタイルが混在しています。オースティンさんは韓国の街の雰囲気を感じた後に日本へ来たことで、その違いをより鮮明に感じたようです。
オースティンさんの出身のニューヨークもファッションの多様性で知られる街。短い滞在でも、日本ならではの自由で多様なスタイルを楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
