カルチャー
「冬なのにあり得ない」 オーストラリア人が「考えられない」と語る衝撃を受けた日本人のファッションとは
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トレンドや国、地域によって、ファッションへの感覚はさまざま。日本では珍しくない服装に、驚く外国人観光客もいるようです。訪日中のオーストラリア人ファミリーは、日本の街中を歩いていた若い女性の服装に衝撃を受けたそう。いったい、どんなファッションだったのでしょうか。
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日本のポップカルチャーが好き
オーストラリアのシドニーから、二十数年ぶりに日本を訪れたグレースさん。初訪日の娘のサラさんと息子のジョシュさんとともに、日本の旅を満喫中です。滞在予定は3週間で、広島から大阪、京都を回り、最後の1週間は東京観光をするといいます。
今回の旅を決めた理由について、グレースさんが教えてくれました。
「息子が大きな試験を終えたあとで、そのお祝いをするため。彼が日本のポップカルチャーや文化が小さい頃から好きだからです。それに、3人とも日本の食文化や歴史に興味があったので決めました」
日本が大好きだという息子のジョシュさんは、念願だった日本の文化を肌で感じられて、とても感激しているそう。実際に訪れた感想を、うれしそうに話します。
「日本のアニメも好きですが、伝統や歴史を感じられる場所に行きたかったので、訪れることができて大満足です。広島と京都がとくに素晴らしかったですね」
「ファッションへの意識が高い」と感じた日本で驚きも
サラさんにとっても、初めて訪れた日本で見るものは刺激的だそう。若い女性ということもあり、注目したのは街を行き交う人々のファッションです。「どこに行っても、すごく『ファッションへの意識が高い』と感じました」といい、日本人の服装にセンスの良さを感じているといいます。
ただ、季節感を反映するファッションという面では母国との大きな違いを感じ、驚愕した光景があるそう。
「街で見たときは、衝撃的でした。若い女性がミニスカートだったことに、とても驚きました。冬のオーストラリアには絶対いないと思います。夏だったらミニスカートやショートパンツをはきますが、この寒さで足を出すなんて考えられないですね。冬なのにあり得ない……」
日本には、ファッション性を優先し、寒さ対策よりもおしゃれを優先する人は少なくありません。日本人のファッションに対する情熱に、サラさんは驚いてしまったようです。
カルチャーショックを受けつつ、日本の街を歩く人たちのファッションに、サラさんは興味が尽きない様子。母国との違いを感じながら、日本の良さをたくさん発見してほしいですね。
(Hint-Pot編集部)