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「少し困惑する」「ちょっときついなぁ」 カナダ人、スペイン人が日本で戸惑った光景 「もう少し優しくしてあげてほしい」と訴えた日本のルールとは【2025年まとめ】
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世界的に見てもユニークな文化を持つ日本。そのため、日本人にとっては当たり前でも、海外から来た人々が戸惑いや違和感を覚える光景は少なくありません。カナダ、スペイン、イタリアから日本を訪れた観光客たちが、実際に体験して感じた“日本ならではの困惑”とは、いったいどんなものだったのでしょうか。
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左側通行のルールに「少し困惑する」
○カナダ人「少し困惑する」 初めての日本で戸惑った光景 世界で3割しかないといわれるルールとは
カナダのアルバータ州から、初めて日本を訪れたシオさん一家。東京の観光スポットをめぐるなか、交通ルールの違いに戸惑いを覚えたといいます。
「みんな左側通行だよね。カナダでは右側通行だから、少し困惑する」とシオさん。日本の道路で、車両は左側通行ですが、これを採用しているのはイギリスやオーストラリアなど、世界で53の国・地域に限られています。世界の約7割が右側通行を採用しており、それに伴い、歩行者も車両同様に右側を利用する習慣が根付いています。
さらに、東京都の人口密度が母国の4倍以上あることにも、シオさんは驚きを隠せない様子。「それに、東京は人が多くてごみごみしているから、余計にというのもあるかな」と続けました。母国と異なる気候や交通ルールなどに戸惑いながらも、日本ならではの体験を楽しんでいる様子でした。
ホテルの部屋が狭くて「ちょっときついなぁ」

○スペイン人「僕は苦手」 4度目の訪日でも慣れない日本のホテル 「ちょっときついなぁ」と感じていることとは
スペイン生まれで、現在はロンドンに住んでいるデイビッドさん。日本を訪れるのは4度目でしたが、日本のホテルのある特徴がどうしても苦手だと語っていました。
「ビジネスホテルとかカプセルホテルは安いんだよね。でも、日本のホテルって狭いところが多くて、僕はちょっと苦手。だから、いつも高くても広い部屋のホテルを予約するようにしている。やっぱり狭い空間は、長く過ごすときついなぁって感じるんだ」
デイビッドさんによると、日本のビジネスホテルやカプセルホテルは、海外に比べるとコンパクトな部屋が多いのだとか。日本人にとっては当たり前の光景ですが、スペインから訪れたデイビッドさんにとっては、息苦しさを感じてしまう広さだったようです。
