カルチャー
「まったく別の料理だな」 イタリア人が奥深さに感動 ボンゴレスパゲティと比較して驚いた意外な日本食とは
公開日: / 更新日:

多くの外国人観光客が日本で期待しているものといえば、日本食。昨年、初めて日本を訪れたというイタリア人男性も、各地で味わった日本食に感激したといいます。なかでも、イタリアでもよく食べられている食材を使った料理に感動したそう。それはいったい、なんだったのでしょうか。
◇ ◇ ◇
漫画と文学が導いた日本への憧れ
イタリア人のガエターノ・ジュンタさんは2025年4月、恋人とともに17日間の日本を旅行しました。9都市をめぐる充実した旅となったそうです。
日本に興味を持ったきっかけは、日本の漫画との出合いでした。大学生のとき、イタリア語に翻訳された宮本武蔵の本を読み、訪日への思いを募らせていきます。そして、昨年の復活祭時期に長期休暇を取り、念願の訪日を実現させました。
「イタリアとはまったく雰囲気が違うと聞いていて、ずっと行ってみたいと思っていました。日本は本当に、特別な個性のある国ですよね。歴史を大切にし、文化財をちゃんと保存しているすごい国だと思います」
「深みとか全体のバランスを大事にしている」
滞在中に、各地で日本食を堪能したというガエターノさん。とくに感激したのは、母国で食べたことがあるというラーメンでした。
「日本で食べたラーメンは、まったく違っていました。スープはイタリアで食べたものよりも、もっと深い味がしました。バランスが取れていて全然重たくないし、人工的な味ではありませんでした」
なかでも感動したのは、大阪で食べたという、アサリを使ったラーメンです。アサリは、イタリア人のガエターノさんにとっても身近な食材だといいます。
「アサリのラーメンは、海の優しい味が、ふわっとスープになじんでいる感じでした。イタリアのボンゴレスパゲティは、もっとストレートにアサリの旨味を出すけれど、日本のラーメンは深みとか全体のバランスを大事にしているというか。どちらもアサリを使った麺料理ですが、まったく別の料理だなと思いました」
ガエターノさんにとって、大阪のアサリラーメンは、日本の食文化の奥深さを教えてくれる一杯となったようです。
(Hint-Pot編集部)
