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「これって当たり前じゃない国もある」 アメリカ人が気づいた日本の独自性 感動した日本人の行動とは
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訪日外国人の増加が続いています。日本政府観光局(JNTO)によると、2026年3月の訪日外客数は361万8900人で、前年同月比3.5%増。3月として過去最多を更新しました。では、海外から訪れる人々は、日本のどのような点に魅力を感じているのでしょうか。アメリカからやってきたカップルは、東京の街で“ある違い”に気づいたといいます。忙しい大都会のなかで、ふたりが注目した光景とはなんだったのでしょうか。
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大学生以来の日本へ 近い将来また再訪の予定も
アメリカのマイアミからやってきた、ジェフリーさんとベロニカさん。ジェフリーさんは大学時代の研修旅行で訪れて以来2回目、ベロニカさんは今回が初めての訪日です。
「初めて来たのは大学時代だからかなり前になるんだけれど、2週間をかけて北海道から大阪まであちこち回ったよ。自然豊かな場所が多かったね。そのときの同窓生と、もう一回日本に行こうという話をしているから、近いうちにまた来るかもしれない」
大都会でも失われないリスペクトの精神
旅を続けるなかでふたりがとくに感銘を受けたのは、日本人のホスピタリティだといいます。
「日本はリスペクトの精神が他国とは違うなと感じる。どの店に入っても挨拶をしてくれるし、何か聞いたら丁寧に返してくれる。これって当たり前じゃない国もあるんだよ。僕らが住んでいるマイアミも、店に入ってもなんの反応もないことが多いしね」
ジェフリーさんは日本の日常に根づいた礼儀正しさを称賛します。それは、多くの人が行き交う東京でもまったく変わりませんでした。ベロニカさんも、そんな日本人の心の余裕に気づくことがあったと同調して続けます。
「アイコンタクトや笑顔は、気持ちに余裕がないとできないもの。都市では、みんな自分の行き先に意識が向いていて、そうしたやり取りはあまり見かけないわ。でも日本は、東京のような大都市でも人が落ち着いていて、周りへの気配りが感じられたの。それに外国人の私たちにも、きちんとしたホスピタリティが向けられていると思ったわ」
忙しい状況下であっても、相手への敬意を忘れない日本人の姿勢。それは、ふたりにとって母国ではなかなか味わえない、格別な体験となりました。
日常のなかに当たり前にある日本の“おもてなし”が、遠く離れた国から来た人々を癒やすことがあります。こうしたリスペクトの精神こそ、私たちが次世代へとつないでいくべき大切な宝物といえるでしょう。
(Hint-Pot編集部)
