カルチャー
「ほかの国ではあまり見られない」 アメリカ人講師が感銘 日本人が陥りがちな“傾向”に送った言葉とは
公開日: / 更新日:

英語を学ぶ日本人について、「真面目」「勉強熱心」といった印象を持つ外国人は少なくありません。一方で、実際に教壇に立つなかで、日本人ならではの“ある傾向”を感じることもあるようです。英会話スクール「イーオン」西日本教務グループでトレーナーを務める、アメリカ出身のアンドリュー・ウィリアムソンさんは、日本人の生徒たちに強い尊敬の念を抱く一方、「もったいない」と感じる瞬間もあるといいます。いったい、どんなことなのでしょうか。
◇ ◇ ◇
「勉強への熱量が別レベル」
幼い頃から日本文化に興味を持ち、日本語を学び続けてきたアンドリューさん。現在は西日本で暮らしながら、日本人の生徒たちに英語を教えています。
そんななかでとくに驚いたのが、日本人の勉強に対する姿勢でした。
「日本の文化は、ほかの国ではあまり見られないほど『講師と生徒の関係』を重視していると思います。そのため、生徒様はとても礼儀正しく、講師の話をオープンに受け入れてくれます」
さらに、勉強そのものへの熱量にも驚かされているそうです。
「学校や塾での勉強に加えて、休暇中でも宿題をしていることには、いつも驚かされています。勉強はどこでも重要ですが、日本はまったく別のレベルですね」
一方で、日本人は完璧主義になりがちで、それが原因で発言をためらってしまう傾向があると感じるといいます。
「そのため私はよく、レッスンやカウンセリングの際に、『もっと自信を持って話せるようになるために、家でできるだけたくさん声に出して練習すること』、そして『日本語ではなく英語で考えるよう意識すること』をお伝えしています」
「言葉にはリズムとビートがある」

なかでも印象に残っているのが、ピアノ好きの生徒とのレッスンでした。英語をもっと自然に話せるよう、フレーズの反復練習をしていた際、音楽好きでもあるアンドリューさんは、こんなふうに伝えたそうです。
「英語を話すことは音楽のようなもので、言葉にはリズムとビートがあるんですよ」
すると、生徒はその感覚をすぐに理解。話し方がよりスムーズになり、自然な英語に近づいていったといいます。
「とても驚いていましたが、すぐに取り入れて、より自然に話せるようになりました」
アンドリューさんは、こうした日本人の真面目さや努力家な一面に感銘を受けながらも、「もっと気軽に英語を使ってほしい」と感じているそうです。
(Hint-Pot編集部)