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「日本人って時間厳守しすぎ」 チェックイン前のホテル到着、客室案内要求に議論沸騰「海外では…」訪日外国人増加で課題も
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チェックインの時間より早くホテルに到着してしまった――。そんなとき、ホテル側に早めの客室案内をお願いするのは失礼にあたるのでしょうか。ネット上で「アーリーチェックイン」を巡る議論が賛否を呼んでいます。議論の発端となった投稿者に、投稿に込めた意図を聞きました。
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ホテルのチェックイン時間を厳守する日本文化に一石
「大きな声では言えないんですが、日本人ってホテルのチェックイン時間を厳守しすぎてませんか!?」
5月下旬、SNS上で話題を呼んだアーリーチェックインを巡る投稿。投稿者は「私はぶっちゃけて、チェックイン時間の1時間前に仮にホテルに着いても別に1ミリも悪気なくフロントデスクに部屋が既に入れる状態でチェックインを早めに出来たりしないかを聞きに行きます」「カウンターでも『ちょっと早く着いてしまい..』とか伝えるとほぼ入れてもらえてきたし」とチェックインを巡る過去の体験談を報告、その上で「ホテル側ではどう思ってるのか知りたいし、皆さんの許容範囲度も知りたいです。黙ってチェックイン時間になるまで待つのがやっぱり日本人の美徳?」と率直な疑問を綴っています。
ネット上では「客室清掃してますが、これとても迷惑です!」「『早く着いたんですけど、アーリーチェックインできますか』と聞くこと自体にはなんの問題もない」「時間前に入れたとしても、それはホテルの厚意であって顧客の権利ではない」「海外では準備できていれば昼頃から入れてくれることも多い」「うちは準備さえ整っていれば、早いご到着大歓迎ですよ」など、賛否両論が寄せられています。
投稿者はこれまでに60~70か国を訪れたという豊富な国際経験の持ち主。学生時代から留学や国際交流を積極的に行い、社会人になってからも仕事やプライベートなど、多い時で年間の約3分の1を海外で過ごしているといいます。
今回の投稿は、日本に来ていたアメリカ人、カナダ人の友人2人が、都内のホテルに空港から直行した際に起こった出来事だといい、「チェックイン時間より30~40分ほど早く着いて、カウンターに向かってチェックインしようとしただけで、ご高齢の日本人夫婦や40代くらいの女性から『NO! WAIT!(ダメ! 待ちなさい!)』『Not Yet! Japanese culture!(まだダメ! 日本の文化よ!)』と強く言われたそうです。一方で、ホテル側は全く問題なくチェックインを済ませて、むしろ状況を聞いた後で謝罪までしてくれたそうです。またなぜ周りが怒っていたのか説明してくれたと聞いています」と状況を説明します。
「私自身、日本国内のホテルもたまに利用しますが、チェックイン時間前にロビー周辺で大勢が待機し、時間になると一斉に列に並んで大行列ができる光景をずっと不思議に思っていました。日本人として『ルールを守る』『迷惑をかけない』『周りに配慮する』という意識は私にも当然ありますが、海外では早く着いた場合、荷物を預けたいと伝えるとそのまま部屋に通してくれるところが圧倒的に多いです。これは日本特有の文化だと感じています」
投稿の反響は大きく、海外経験のある人からは共感の声が上がった一方、日本国内では「ルールは守れ」という声が強く、特にホテルスタッフからは厳しい反応が寄せられたといいます。
「『1人を許すと他の客からクレームが来る』『口コミで「自分は断られたのに他は入れてくれた」と書かれたら困る』『フロントはアーリーチェックインを聞かれるの自体が疲れるから、ゲスト側が察してほしい』といった意見でした。これらはまさに日本の独特な文化的価値観だと思います。
海外では『可能な範囲で柔軟に対応する』のがサービス業の基本。『本日は準備ができていないのでお断りします』『この時間からのアーリーチェックイン料金で承ります』、『少し待っててね』など、何かしら伝えれば済む話ではないでしょうか」
近年ではインバウンドの増加に伴い、日本と海外の文化の違いが問題となることもしばしばあります。「外国人が日本特有の文化を知らずに日本に来て、初日から周囲の日本人から非難されるのは避けてほしいと強く思います。せっかく日本を訪れた海外の方々に、不快な思いをさせない社会であってほしいです」と投稿者。その上で「ホテル側の気持ちも今回の件で分かったので、ホテルの方にもより一層リスペクトを持って行きたいです」と話しています。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)