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「強く心を打たれました」 イタリア人日本の技術に大興奮 感動した体験とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

イタリア人のガエターノ・ジュンタさん【写真:Hint-Pot編集部】
イタリア人のガエターノ・ジュンタさん【写真:Hint-Pot編集部】

 異国の地に対する憧れが、実際にその土地を訪れたことでより深い感動へと変わる――そんな瞬間があります。長年の夢を叶えて日本を訪れたイタリア人男性は、17日間にわたる日本一周の旅の中で、かけがえのない出合いを経験しました。深く心を打たれたという、日本ならではの伝統とは、いったいどのようなものだったのでしょうか。

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長年の夢を叶えた日本一周の旅 各地で触れた手工芸の技術

 幼少期に読んだ漫画や、小説「宮本武蔵」をきっかけに、日本に長年の憧れを抱いていたガエターノさん。2025年4月の復活祭(イースター)の休暇を利用し、恋人や友人の総勢4人で、17日間にわたる日本一周の旅を実現させました。

 東京や京都、広島など各地をめぐる旅の中で、ガエターノさんがとくに関心を寄せたのは、日本ならではの技術でした。「日本人の手工芸の技術の高さや、創意工夫を深く知りることができました」と、各地で目にした職人技が強く印象に残ったといいます。

飛騨高山で目の当たりにした、受け継がれる木の文化

 ガエターノさんが旅のなかで「一番有意義だった」と振り返るのが、岐阜県高山市での体験です。訪れた飛騨民俗村・飛騨の里は、飛騨地方に残されていた合掌造りなどの古い民家を移築・復元した野外博物館。建物や生活用具などを通して、かつての飛騨の暮らしや、地域で受け継がれてきた技術に触れることができます。

 森林に恵まれた飛騨地方では、古くから木を扱う技術が磨かれてきました。とくに優れた職人は「飛騨の匠」と呼ばれ、奈良・平安時代には都へ赴き、寺院や宮殿などの造営に携わったことでも知られています。そうした長い歴史を背景に、木とともに培われてきた技術や文化が現在まで受け継がれています。

 現地でその歴史に触れたガエターノさんは、単に木工品の美しさだけでなく、長い年月をかけて技術を守り、次の世代へつないできたことに強く惹かれたようです。

「長い歴史のなかで、職人たちがどのように木工芸に取り組んできたのかを、実際に見て理解することができました。何百年もの歴史を持つ技術が今も継承され、語り継がれていることを目の当たりにして、日本人のものづくりに対する姿勢や考え方に強く心を打たれました」

 完成したものだけではなく、その背景にある歴史や、技術を絶やさず受け継いできた人々の姿勢まで知ることができた飛騨高山での時間。日本各地をめぐった17日間のなかでも、ガエターノさんにとってとくに印象深い体験になりました。

(Hint-Pot編集部)