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乾かすだけで約20分…保育園から小2まで伸ばした娘の髪→約40センチカット 母娘の長い挑戦、心の迷いも

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム

髪を伸ばしていた頃の娘さん。普段は一つ結びやお団子にしていたという【写真:本人提供】
髪を伸ばしていた頃の娘さん。普段は一つ結びやお団子にしていたという【写真:本人提供】

「少し寂しかったです」──。お尻を超えるほど長くなった娘さんの髪を、約40センチ一気にカット。数年間、毎日洗い、乾かし、ケアを続けてきた母親は、「何年も一緒に伸ばしてきたような感覚」があったと振り返ります。始まりは、娘さんが保育園の年少頃に交わした何気ない親子の会話でした。寄付を目指して髪を伸ばし続けた日々を母親がSNSで振り返ると、投稿は注目を集めました。親子で歩んだ数年間について、詳しく話を聞きました。

 ◇ ◇ ◇

「やる!」 何気ない親子の会話から始まったヘアドネーション

「長い髪って寄付することができるんだよ」

 母親である投稿者が、娘さんに何気なく伝えたひと言です。この会話をきっかけに、数年間にわたる親子の挑戦が始まりました。

 当時、娘さんは保育園の年少頃。もともとは寄付を目的にしていたわけではなく、普通に髪を伸ばしていたそうです。

 投稿者は、ヘアドネーションについて紹介する動画も一緒に見せました。すると、娘さんから返ってきたのは、迷いのないひと言でした。

「やる!」

 投稿者も「じゃあ、やろっか」と応じ、ヘアドネーションを意識して髪を伸ばすことになりました。

 何年も続くことになる長い髪との生活は、そんな親子の何気ないやりとりから始まりました。

 幼い子どもが、髪を何年も伸ばし続けるのは簡単ではありません。毎日の洗髪やドライヤーは、すべて投稿者が担っていたといいます。

 髪がかなり長くなってからは、乾かすだけでも約20分。少しでも負担を減らそうと、投稿者は美容院で教えてもらった、自動で首振りをするドライヤーも購入しました。

「せっかく寄付するなら、なるべくきれいな状態で」

 そんな思いから、トリートメントを使用するなど、日々のヘアケアにも気を配っていたそうです。

 普段の髪形は、一つ結びやお団子が中心でした。プールの日には、一度髪形が崩れると娘さん自身では結び直せないため、ゴムでしっかりとまとめていたといいます。

 髪はやがて、お尻を超えるほどの長さになりました。トイレの際に困らないよう、髪を編み込んでいた時期もあったそうです。

 保育園や小学校でも、周囲からさまざまなサポートがありました。先生から髪の長い子ども向けの帽子を教えてもらったほか、給食や図工の時間には、髪が汚れないよう声をかけてもらうこともあったといいます。

 娘さん一人だけでなく、投稿者や周囲の人たちも気を配りながら、長い髪を守り続ける日々でした。