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「妊婦や子持ち使ったら叩かれるん…」 車いすマークの駐車場利用巡りSNSで議論 東京都の見解は?
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さまざまな施設の駐車場で、入口から近い位置に設けられている優先駐車スペース。歩行が困難な方や移動に配慮が必要な方がスムーズに乗降できるよう、青い車いすのピクトグラムで示されたこのスペースを巡り、「妊婦や子連れが利用してはいけないのか」という議論がネット上で話題を呼んでいます。電車などの優先席では妊婦も対象となっていますが、駐車場は例外となるのでしょうか。投稿者の女性と東京都に、詳しい見解を聞きました。
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妊婦や子連れの優先駐車スペース利用が物議に
「えぇ優先駐車場って妊婦や子持ち使ったら叩かれるん……めっちゃ使ってたんやけど……」
今月上旬、SNS上で話題を呼んだ優先駐車スペースを巡る投稿。投稿者は一部自治体で妊産婦が利用対象となっていることから、対象期間は積極的に利用していたとつづっていますが、ネット上では「本当に必要な人が停められなくなる」「妊婦さんはまだわかるけど、子連れは関係ない」など、批判的な反応が寄せられています。
投稿者は続く投稿で、自治体から産前・産後1年間使える利用証を発行されたこと、区画が広い優先駐車スペースではベビーカーを横付けでき、チャイルドシートから下ろす際にも隣の車にぶつかる心配がないことなどを説明。「他の地域のことはわからない」と前置きした上で「許可証がちゃんとあるのに使ったら叩かれること? と思います」と反論しています。
投稿者は中国地方在住で、3歳と2歳の2人の子を育てる20代の女性。別の投稿でパーキングパーミット制度(障害者用の駐車施設を必要とする人に利用証を交付して、駐車車両を識別できるようにして許可車両以外の不正駐車を防ぐ制度)が話題になったことを受け、「妊婦でも申請すれば利用証が発行されることから、周知が広がればいいなと思い投稿しました」と投稿の意図を語ります。
「私の地域はパーキングパーミットではないですが似たような制度があり、当時は産前7か月、産後1年まで優先駐車場が利用可能なカードがあったため、私自身も利用していました。利用可能な制度を使っただけでたたかれることなのか? と思い投稿しました」
反響は大きく、妊婦や子連れが優先駐車スペースを利用することに批判的な声が多数寄せられたそう。
「中には『持っていたが他の方のために使っていない』という方も多くいましたが、自分が使わないことと、それを他人にも求めることは違います。配慮、配慮といって全員が配慮したら誰も使わないただの空きスペースになってしまう。優先駐車スペースの中にも車いす専用、思いやり駐車場などいろいろあって、地域によって車いす専用でも使用可能だったり、そうではないところもあるようで、統一した決まりがあった方がいいなと思いました」
優先駐車スペースの正式名称は「障害者等用駐車区画」。その名の通り、歩行が困難な方や移動に配慮が必要な方がスムーズに乗降できるよう、施設の入口から近い位置に、乗り降りに必要なだけの十分なスペースが設けられています。また、青い車いすマークの正式名称は「国際シンボルマーク」。1969年に国際リハビリテーション協会が定めたもので、障がいをもつ人々が利用できる建築物や施設であることを示す世界共通のマークです。
障害者等用駐車区画の適正利用を呼び掛ける東京都福祉局の担当者は、Hint-Potの取材に「車いす利用者の方が必要性はより高いですが、妊娠中の方や移動に配慮が必要な方も対象で、車いす利用者の方だけに限定したものではありません。必要な方にお使いいただけたらと思います」と話しています。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)
