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どうぶつ

「生きるのは難しい」 空き家で発見されたねこ→獣医師の宣告から7年…成長した姿に「ほんとに良かった」「幸せいっぱいに過ごせますように」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

低体重だった頃のきなこちゃん【写真提供:Kinako(@9Sva8)さん】
低体重だった頃のきなこちゃん【写真提供:Kinako(@9Sva8)さん】

 手のひらに乗るほど小さく、弱々しかった存在が、見違えるほど大きく成長してくれるのは家族にとって大きな喜びです。X(ツイッター)では、獣医師から「たぶん無理」と宣告された元保護ねこの、驚きの成長ぶりが話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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「たぶん無理」と言われた命 7年後の見事な成長ぶり

「病院で『低体温です。たぶん無理です』って先生に言われたきなこ。今日うちの子記念日。10月半ば頃に生まれたと思う。うちへ来てからずっときなこはお布団と毛布が大好き。ミルク飲んでぽんぽんいっぱい。きなこ。これからも側にいてね」

 そんなコメントとともに投稿された2枚の写真。1枚目には、まだ手のひらに乗るほど小さな子ねこが写っています。毛布の上で仰向けになり、両手を無防備にバンザイしながら気持ち良さそうに眠っています。一方、2枚目の写真には、香箱座りでくつろぐ現在の姿が。どっしりとした貫禄と、安心しきった表情が印象的です。

 投稿には、3000件を超える“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「うちの子記念日おめでとうございます」「無事に大きくなれてほんとに良かった」「これからも元気で幸せいっぱいに過ごせますように」といった声が寄せられています。

「ママ行かないで」と必死にあと追いした小さな体

成長した現在のきなこちゃん【写真提供:Kinako(@9Sva8)さん】
成長した現在のきなこちゃん【写真提供:Kinako(@9Sva8)さん】

 注目を集めたのは、元保護ねこで7歳の女の子「きなこ」ちゃん。黒蜜ときなこがかかったお餅に見えたことから、飼い主さんの息子さんが命名しました。

 きなこちゃんは、空き家の縁の下で母ねこに置いていかれたところを保護されました。すぐ病院へ連れて行かれたものの、先生からは「低体温で生きるのは難しい」と告げられたといいます。

「10月は朝晩冷えるからママがいなくなり、『この小さな体できょうだい同士温め合っていたのだろうけど、寒くてつらかっただろう』と思いました。保護してくれた方に感謝です」

 保護主さんのお世話により、里親募集ができるまでに回復したきなこちゃん。息子さんのアルバイト先で張り紙を見た飼い主さんは、すぐに会いに行きました。小さなきなこちゃんを抱っこし、「用意があるから1週間後にお迎えに来ます」と箱へ戻したときのことです。

 きなこちゃんは「ニャーニャー」と鳴きながら、箱のなかで二本足になり、箱をよじ登るようにして必死に飼い主さんをあと追いしたといいます。

「『ママ行かないで』というきなこの強い気持ちだったと思います。あの場に一緒にいた息子も『あの光景は今でも忘れられない』と言いますし、私もあの健気な姿は忘れられません」

 その姿を見た飼い主さんは、お迎えの予定を前倒しに。翌日の仕事終わりにすぐお迎えに行き、きなこちゃんは晴れて家族の一員となりました。

 お迎えして間もない頃は650グラムだった体重も、今では6.2キロの立派なボディに成長しました。

「私をあと追いした小さな小さなきなこが、うちでの月日とともに強く、たくましく育ってくれてうれしいです」

 運命的な出会いから7年。深い愛情に包まれたきなこちゃんの穏やかな毎日は、これからも幸せいっぱいに続いていくことでしょう。

○取材協力:Kinako(@9Sva8)さん

(Hint-Pot編集部)