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「あれは驚きました」 コンビニグルメを食べるだけのために来日した親日イギリス人 日本の映画館マナーに衝撃
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マナーコンビニエンスストア映画日本外国人クロスメディアチーム

日本人にとっては当たり前のマナーであっても、外国人の目から見れば異質に見えることもあります。マナーに絶対はなく、その時々の状況によっても変わるもの。流ちょうな関西弁で日本愛を発信するイギリス人インフルエンサー、アーロン・グリーン(@kamikunjp)さんは、映画館でのあるマナーが気になったと口にします。日本国内でも賛否あるそのマナーとは? 率直な感想を聞きました。
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10月には約34万円をかけて来日
イギリス・ブリストル出身のアーロンさんは、12歳のとき、人気漫画『BLEACH(ブリーチ)』の英訳版を読んだことから、日本に興味を持ち始めたそう。ポケモン、ベイブレード、遊戯王カードなど、気付けば身の回りのおもちゃやコンテンツがすべて日本製であることに驚いたと振り返ります。
「ヒーロー戦隊モノは英語で『パワーレンジャーズ』というんですが、バトルシーンはイギリスでも日本と同じものが放送されています。ただ、変身前の日常シーンは、アジア人俳優だと向こうの子どもには違和感がある。日常シーンだけアメリカの俳優が演じて、差し替えたものを使ってるんですよ」
憧れの日本を初めて訪れたのは20歳のとき。その時に触れた日本人の優しさが、10年が過ぎた今も忘れられないと口にします。
「東京から大阪に夜行バスで向かう直前、荷物を入れていた駅構内のコインロッカーが、営業時間を過ぎて入れなくなってしまったんです。旅行中とはいえ、完全に自分の不注意なので、イギリスだと自己責任と言われ取り合ってもらえません。でも、日本の駅員さんは事情を話すと文句も言わずすぐにシャッターを開けて荷物を取り出してくれた。こんなに親切な国があるのかと」
そのときの経験を機に、日本が大好きになったというアーロンさん。今ではSNSで日本への愛を盛んに投稿、10月下旬には期間限定の「ファミチキ」を食べるためだけに、約34万円をかけて来日したことが話題を呼びました。
映画館での鑑賞マナーや喫煙を巡る文化の違いに興味も
そんな親日家のアーロンさんですが、外国人の目からは日本のマナーが不思議に見えることも。例に挙げたのが映画館での鑑賞マナーです。
「日本で映画を見たとき、本編を見終わった後、エンドロールが終わるまで誰も立たない。あれは驚きました。イギリス人で律儀にクレジットまで見る人は、誰もいませんよ。せいぜい映画の関係者ぐらいじゃないでしょうか。あ、マーベル作品は最後まで見ますよ。あれはクレジット後の特典シーンまで込みですから。でも、エンドロールはみんな話しながら見るのが普通ですね」
喫煙に関するマナーも、国によってさまざまです。日本では受動喫煙防止のため、屋外での喫煙が厳しく制限されている反面、屋内では喫煙目的店として食事をしながらタバコが吸える店も残っています。一方、イギリスは真逆で、屋内での喫煙は認められないものの、屋外ではどこでも自由にタバコが吸える環境があります。アーロンさんも「日本で隣の客がいきなりタバコを吸いだしたときはびっくりしましたよ」と文化の違いに驚いたそう。
イギリスでは今年4月、2009年1月1日以降に生まれた人に生涯にわたってタバコの購入を禁止する「タバコ法案」が可決、来年1月1日から施行されます。これまでは16歳から喫煙が可能(購入は18歳から)でしたが、今年17歳を迎える若者から下の世代は、今後も一生涯にわたってタバコが買えないという画期的な法律で、段階的に社会全体の完全禁煙化を目指していくものですが、反発の声も根強いとアーロンさんはいいます。
「個人的にはバカげた法律だと思います。吸いたい人はEUの他の国に行って吸うだけで意味がないし、規制を厳しくするほどブラックマーケットに落ちて、暴力団体、非合法組織の資金源になるだけ。私はタバコは吸いませんが、それでもまったく支持できません」
世界を見渡せば、さまざまなマナーの違いや、驚きの法律があるもの。それぞれの文化を尊重しながら、その違いを楽しむのも、異文化交流の醍醐味(だいごみ)なのかもしれません。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)