Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

からだ・美容

異常気象も影響する「寒暖差疲労」、専門家が解説する3つの対策とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:久手堅 司

チェックリストで判定、「寒暖差疲労」の可能性は…

 さらに、「寒暖差疲労は気象だけでなく、現代人特有のデジタル漬けのライフスタイルも影響していると考えられます。近年のスマートフォンの普及により、首のこりを感じる人が増えていますが、首のこりに関係する骨格のゆがみも、寒暖差疲労を引き起こすきっかけになっていることも考えられます」と指摘。現代人はスマートフォンなどの長時間使用により姿勢が悪く、骨格がゆがむ傾向にあると言われています。つまり、自律神経の出す信号が通る背骨にゆがみが生じてしまうと、自律神経はうまく機能できず、「寒暖差疲労」の深刻度は、ますます加速することに。

 では、どのくらい「寒暖差疲労」の可能性があるのでしょうか。久手堅先生監修のリストでチェックしてみましょう。

□暑さ、寒さが苦手
□パソコン作業やスマートフォンの使用時間が1日平均4時間以上
□冷え症
□首や肩がこる
□エアコン(冷房、暖房ともに)が苦手
□周りの人が暑いのに、自分だけ寒いことが多い
□顔、または全身がほてりやすい
□季節の変わり目に体調を崩すことが多い
□ずっとエアコンが効いているなど、温度が一定の環境にいる時間が長い
□代謝が悪く、むくみやすい

該当箇所が1~3の人は軽症の寒暖差疲労の可能性
4~6個の人は中症の暖差疲労の可能性
7個以上の人は重症の寒暖差疲労の可能性大