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高齢ドライバー対策 米国ではどうしてる? 栄養指導から引っ越しまで推奨
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運転をやめるべきなのはいつ? 危険なサインをチェックするリストも
誰もがいつまでも運転したいと思っているし、DMVも「あなたが正しく運転ができるならぜひ車に乗り続けてください」と明記しています。しかし、加齢により運転技能が落ちるのは避けられないことです。
DMVでは、「自分の病歴を客観的に捉え、運転をすることで自分か他者に迷惑をかける場合があるかもしれないと思ったなら、運転をやめましょう」と呼びかけています。
以下は『運転をやめるとき』のスクリーンショットの日本語訳です。もし気になるようでしたら、ご自身でも、またはご家族内でも、思い当たることがないか確認してみましょう。
・運転中に不快感・緊張感・怒り・恐怖心がある
・車をフェンス・郵便受け・ガレージ・縁石などにぶつけてしまう
・車線マーカーを越えて、または他の車線に漂流してしまう
・身近な場所で迷子になる
・標識や信号を無視してしまう
・運転が遅すぎる、または早すぎる
・危うく事故になりそうな瞬間、または衝突が多い
・ブレーキを踏むのが遅い
・交通量の違いを判断するのが難しい
・他のドライバーからよくクラクションを鳴らされる
・友達や親戚があなたと一緒に乗りたがらない
・気が散りやすい、運転に集中できない
・後退時や車線変更時に、頭を回してチェックするのが難しい
・頻繁に交通チケットや警告を受け取る
・駐車中の車両を見つけるのが困難
カリフォルニア州では免許返納後の移動手段が充実
車社会のカリフォルニア州では、運転をせず生活する方法が提案されています。タクシーまたは交通ネットワークに割引を提供するコミュニティがあったり、「カープール」と呼ばれる相乗り、さらには車を乗せてくれる人がいる地域への引っ越しなども推奨しています。
・シニア交通プログラム
・公共交通機関
・シャトルバスまたはバン
・タクシーまたは交通ネットワーク(高齢者に割引を提供するコミュニティ)
・地域社会に根ざしたサービス
・カープール(カープールは相乗りを意味します。渋滞緩和を目的にふたり以上乗車していると使える車線があります。この道路の使用を友人に提案)
・ウォーキング
・店舗・病院・教会などへ乗車させてくれる家族・友人・隣人・同僚のいる地域へ引っ越す