からだ・美容
薬膳の知恵で今から夏に向けての体作り 「はとむぎ黒豆茶」ですっきり
公開日: / 更新日:
「はとむぎ」と「黒豆」の薬膳茶 香ばしさを堪能し「湿」を排出
体に溜まった「湿」を排出してくれる働きがある、「はとむぎ茶」と「黒豆茶」を使った薬膳茶もおすすめです。むぎ茶というと大麦を使ったものもありますが、薬膳的な効果を期待するために、ここでは「はとむぎ茶」を使用します。ぜひ、温かいお茶の香ばしさを堪能しつつ、内臓をいたわってあげてください。
〇すっきりキレイ!梅雨対策の薬膳茶
【薬膳の知恵・食材の効能】
・黒豆…全身のむくみ、月経不順、アンチエイジング
・はとむぎ…水の代謝を促す、美肌、イボ取りにも
【材料】
・黒豆茶 大さじ2
・はとむぎ茶 大さじ2
・湯 400~500cc
【作り方】
1、ティーポットに黒豆茶とはとむぎ茶を入れる。
2、沸騰させた湯を注ぎ、よく蒸らす。
3、黒豆の皮がふやけ、お湯が色づいたらカップに注ぐ。
「はとむぎ」は体の水分バランスを整えてくれる食材ですが、別名「ヨクイニン」とも呼ばれ、古くから、イボの治療や肌あれに使われてきた生薬(原料をほとんど加工しない漢方薬)でもあります。余談ですが、うちの息子がスイミングを習い始めたばかりの頃、水イボをもらってきてしまいました。そこで、白米にはとむぎを混ぜて炊いたものを数週間食べさせて、肌をきれいにしたという思い出もあります。みなさんも、黒豆+はとむぎパワーで、すっきり&美肌を育む、お茶習慣をお楽しみください!
(村上 華子)