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ごはんからチキンまで フライパンひとつで作る おもてなしレシピ

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:市川 千佐子

レンコンとミニトマトの炊き込みごはん【写真:市川千佐子】
レンコンとミニトマトの炊き込みごはん【写真:市川千佐子】

“ワンパン”でおしゃれな炊き込みごはんも

○レンコンとミニトマトの炊き込みごはん

【材料】(4人分)直径28cmのフライパン
米 2合
レンコン 100g
豚ひき肉 100g
塩こうじ 大さじ2
ミニトマト 10個
パクチー 適宜

【作り方】
1、米は洗って、2合の水に30分くらい漬けておく。レンコンは皮をむいて、2~3mmの薄切りにする。豚ひき肉に、塩こうじ大さじ1を混ぜておく
2、フライパンに浸水した米と水を入れ、塩こうじ大さじ1を加え軽く混ぜ、平らにする。その上にレンコンを並べる。下味をつけた豚ひき肉をスプーンで少しずつすくって、全体に散らす。ミニトマトをのせる。ふたをして、中火にかける。沸騰したら、弱火にして、13分火にかける。最後に10秒くらい強火にし、火を止め、約10分蒸らす
3、ご飯をほぐし、器に盛り、パクチーを散らす

 市川さん「サクサクとした食感のレンコン、甘酸っぱいミニトマトがアクセントの炊き込みご飯です。調味料は塩こうじのみのシンプルな味付け。こうじの酵素が、お米やお肉、野菜の素材そのもののうま味を引き出します。豚ひき肉を使うことで、うま味が出やすく、お米になじむのでおすすめ。お好みで、食べる時に粗びき黒コショウをふって下さい。見た目もかわいらしいので、おもてなしにはフライパンごと、ドーンと食卓にどうぞ」

 “ワンパン”料理の良さは、盛り付けやセッティングをあれこれ考えなくてもフライパンの存在感で華やかになる点。みんなで囲む食卓がさらに楽しい場になりそうです。

(Hint-Pot編集部)

市川 千佐子(いちかわ・ちさこ)

料理家・調理師。1990年代から、フードコーディネーターとしてテレビ・新聞・雑誌など、様々な料理企画やレシピ開発などに携わる。その後、子育てや介護の経験から、心と身体の健康と食に注目し、2017年から東京・目黒区で「市川千佐子クッキングサロン」を主宰。塩麹や甘酒作りの発酵食品を取り入れ、簡単に作れて体に優しい家庭料理は、世代を超えた広い支持を得ている。