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ぷるんとした食感が美味 豆乳と片栗粉で作る「わらび餅」風レシピ2選
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ひんやりとした食感のものが、おいしい季節になりました。わらび餅というと、本格的なわらび粉は希少価値が高く、家庭で作るにはハードルが高いですが、豆乳と片栗粉で作る「わらび餅」風は、簡単。しかも、ぷるぷるした食感がクセになりそう。ヘルシーなスイーツレシピを人気料理家の市川千佐子さんが紹介します。
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氷水につけすぎないのがコツ 作りたてを楽しめるのが手作りの良さ
豆乳と片栗粉を使った、簡単に作れる、わらび餅風の食感のお菓子です。本来のわらび餅は、わらび粉と砂糖を水に溶いて、火を通しながら練り上げ冷やしたお菓子。わらび粉とは、わらびの根から採取したでんぷんを粉状にしたもので、製菓材料店などで売っています。近年は、希少になり、他のでんぷんから作られたわらび粉が多く出回っています。手に入りやすい豆乳と片栗粉でも、わらび餅のようなぷるんとした食感を楽しめるので、ぜひお試し下さい。
○豆乳のわらび餅風
【材料】(2人分)
a豆乳(成分無調整) 200cc
a片栗粉 大さじ3
aてんさい糖 大さじ1
a塩 ひとつまみ
黒蜜 適量
きな粉 適量
【作り方】
1、小鍋にaを入れ、よく混ぜて片栗粉を溶かす
2、1を中火にかけ、木ベラで混ぜながら火を通す。鍋底から固まってきたら、火を弱め、練るようによく混ぜる。全体がなめらかにまとまったら、火からおろす
3、2を水で濡らした大きめのスプーンで、一口大ずつすくいとり、氷水に落とす。冷めたら、すぐに氷水から引き上げ、器に盛る。黒蜜をかけ、きな粉をふる
※片栗粉は沈殿するので、はじめによく混ぜて溶かしてから火にかけます。粉っぽさが残らないよう、火を通しながらしっかり練り上げて下さい。出来上がったものは、氷水につけすぎると溶け出してしまうので、冷めたらすぐに引き上げましょう。作りたてがおいしいです。