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蒸し暑い時期に気を付けたい食中毒 傷みにくいお弁当作りのコツ

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:長谷川 直子

しっかり火を通す(写真はイメージです)【写真:写真AC】
しっかり火を通す(写真はイメージです)【写真:写真AC】

肉などは小さく切ってから調理 前日の残りおかずを詰める際も十分に加熱する

 おかずは、しっかりと火を通すことがコツ。生焼けだったり加熱が不十分だと食中毒になるリスクが高まります。汁気も残さないことがポイントに。

○おかず
【その1】しっかり加熱
肉などは小さく切ってから焼くほうが火が通りやすく、小さなお子さんも食べやすくなります。ハムなどの加工品も加熱しましょう。厚焼き玉子やゆで卵もしっかり火を通してください。前日の余ったおかずを詰める場合も十分に加熱します。
【その2】汁気をしっかりとばす
煮汁は完全に煮からめるか、汁気を飛ばします。汁気が多いとお弁当のほかのおかずやごはんに移って、傷みやすくなります。
【その3】冷ます
おかずの粗熱を取る時は、お皿に広げて冷まします。

冷めてから詰めること 仕切りカップなど活用する

 お弁当箱に詰めるのは、ごはんやおかずが冷めてからにしましょう。温かいまま詰めると、湿気で食材が傷み食中毒のリスクが高まります。詰める際に気を付けたいポイントは次の通りです。

【その1】素手はNG
箸や使い捨てのビニール手袋などで食材を詰めます。
【その2】果物・野菜
果物は別の容器に入れると良いです。お弁当に生野菜を入れたい場合はキッチンペーパーなどで水気を十分に取ってから詰めましょう。ミニトマトはヘタの部分を取り、流水でしっかり洗って水気を切ってから入れましょう。
【その3】活用したいアイテム
仕切りカップを使っておかず同士触れないようにすると良いでしょう。また抗菌シートや保冷剤も活用すると良いです。ドレッシングやソース類は食べる直前にかけるのが良いので、使い切りタイプなどのものがあると良いでしょう。

(Hint-Pot編集部)